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内容説明
日本一“社員”が幸せな会社の「常に考える」仕事術を初公開!
日本一“社員”が幸せな会社として有名な未来工業の日本一ドケチ創業者が初めて書いたドケチ以上に大切な「画期的な働き方」論。
年間休日140日+有給休暇40日で残業禁止、定年70歳、育児休職3年、社員800人全員が正社員の会社が儲かり続けているのは、「常に考える」習慣が、いい仕事に結び付いているから。それが働きがいや楽しみの域にまで達すれば、ライフワークにだってなりうる。
「頭」ではなく「身体」で覚えると、そう簡単には忘れることはない。1日7時間15分しか働かないから、仕事が、そして人生が面白くなる。誰でも、いつでも、どこからでもマネできる「常に考える」仕事術に基づいた社員が幸せな会社の工夫が満載で紹介されている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Miyoshi Hirotaka
48
置かれた場所で咲く。花だけでなく、企業や人にとっても運命。電設部品は、素材や規格に国に規制されるローテク商品。競合他社との差別化が難しい分野で顧客満足と従業員満足を両立させ、高収益を上げる優良企業の原動力は、「常に考える」習慣。考えることが働きがいや楽しみの域にまで達すれば、ライフワークにさえなる。考えることを「頭」でなく、「身体」で覚えるまで続けること。考え続ける限り改善に失敗ない。値下げよるシェア拡大では人も組織も消耗する。差別化戦略こそ持続的成長の活路で、そのためには社員の思考パワー解放すること。2016/10/11
ワッピー
41
世間の常識に背を向け、独自の路線を行く電機メーカー「未来工業」の代表取締役・山田昭男氏の「常に考え(させ)る」取り組み。社長や上司は指示しないから、社員が自ら考えて勝手に進め!という、世間のマネジメントとは真逆の道を行く。無駄なことは徹底して省き、部下の不満をなくすることが上司の仕事!と喝破、くだらない管理コストをかけない代わりに全額会社負担の社員旅行にドカンと金を使う。ホウレンソウを禁止するのは上司のところで部下のぶっ飛んだ発想や提案が潰されるから。責任と権限は完全に渡しきり、失敗しても減俸はなし。⇒ 2021/05/14
ひさのっち
24
ここ最近、というより昨年の年末くらいから仕事がなかなか思うようにはかどらなくて残業ばっかり…。この状況をなんとかしたいと思っていた。そんな時見つけたのがこの本。★「だらだらと悩んでいる時間を減らす」いくつかの作業を「同時並行で、少しずつ進めていく」。「少しでもムダかなと思ったことは止めてみる」「やってダメなら元に戻せばいい」(=゚ω゚)ノよしっ‼明日から自分の仕事に置き換えてやってみよう‼仕事をしている方々は是非読んでほしい。今よりいい方向に向かうための気づきがあるから‼2013/03/31
キ♡リン☆か
19
こんな会社で働けたら幸せでしょうね。社印に対してのモチベーションの揚げ方、あめのまきかたが絶妙ですね。当然、会社として素晴らしい業績を上げているからだと思いますが、業績を上げて当然と思いました。今度この会社の見学会に参加予定です。(´・ω・`)2012/09/12
はる坊
16
よそがしない方法で徹底的に従業員を大切にしつつ、一度も赤字を出さず利益を出し続ける、未来工業創業者の仕事術。 仕事の基本である報連相が禁止という社則には驚くが、その内実は、一人一人が自分の仕事に責任を持ち、常に考えて、何があっても仕事をやり抜くという逃げが許されない状況を作ることにあると思う。 それだけ聞くとキツい気もするが、ノルマはなく、上司は管理をせず、福利厚生やインセンティブが充実しているので、自主的かつ前向きに社員は取り組むのだと思う。 社員一人一人の高いパフォーマンスが会社の明るい未来を開く。2020/08/14