出版社内容情報
一生に一度は観たい名画を堪能する
ルーヴル美術館所蔵の西洋絵画から厳選70作品の鑑賞ポイントを徹底解説!
世界一の美術館と名高いアートの殿堂、フランス・パリのルーヴル美術館に所蔵されている絵画の中から、厳選した70作品の鑑賞ポイントを徹底解説!
コラムでは本書で解説する絵画の中に絵が帰るアトリビュートの解説も。
巻末ではルーヴル美術館所蔵のレオナルド・ダ・ヴィンチが描いた6作品をピックアップした特別解説も。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
97
国立新美術館で開催中のルーブル美術館展愛を描くの予習に読みました。表紙のフランソワ・ジェラール<アマルとプシュケ>は1798年作。王女プシュケに嫉妬したヴィーナスは息子のアモルに黄金の矢で射ることを命じるが、誤って自分の胸を突いてプシュケに恋してしまう。「決してアマルの顔を見てはいけない」という約束の元結婚した2人は、禁忌を破ったプシュケがヴィーナスの許しを請うため死の世界を巡る試練に遭うことになる。背後に飛ぶ蝶はギリシャ語でプシュケと呼ばれ、心・霊魂という意味もある。当日は音声ガイドも利用しようかな。2023/03/11
takakomama
6
国立新美術館の「ルーヴル美術館展 愛を描く展」の復習。慈愛、純愛の他に、人には言えない内緒の愛もありました。2023/05/27
鈴蘭
3
6月から京都でも開催されるルーブル美術館展に向けて鑑賞。ギリシャ神話、ローマ神話、旧約聖書等宗教画が中心ではあるが、愛がテーマなだけあって悲劇的でありつつロマンチックなものが多い。表紙のアモルとプシュケやかんぬきなどルーブル美術館所蔵の本物を鑑賞できるのが今から楽しみです。2023/04/13
三色かじ香
2
ルーヴル美術館展のミュージアムショップで買いました。展示されてた絵をすべては網羅していないけれど主だったものは掲載されていて、思い出すきっかけとして便利です。ああ、いつか、本物のルーヴル美術館へ行きたいな。2023/08/15
ひろみ星☆
0
以前読んだ『東京藝大で教わる西洋美術の見かた』の方が素人の私には分かりやすかったです。本書ではアトリビュートの説明がありがたかった。展覧会に行った時に、作者の背景や作品の意味するところとか知識としてあるとより味わえるのかな、と思い解説系の本を手に取りました。こうしていろいろな分野の芸術に触れていると自分の好みが何なのかわかってきて面白い。2024/04/19