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内容説明
領土・領海問題、国連安保理決議違反、海外企業の買収やシェア拡大、知的所有権・商標権訴訟問題などなど。経済と軍事の拡張を背景に国際社会での存在感と発言力を増す中国。それゆえに増え続ける外交上の軋轢。中国の実像を「サーチナ」がもつ豊富なデータを駆使して、外交戦略から読み解く42の論点。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かぉ
1
中国対近隣諸国・欧米について中国共産党が強硬な態度をなぜ執っていくのかが理解できる内容だった。「お互いのことをどう思っているのか」というところから始まって、経済・政治に関して共産党の立場が書かれている。習近平ではなく胡錦濤時代の話なので、現在では少し情報が古い部分があるが共産党の考えを知る部分ではいいと思う。 中国の強かさを踏まえ、日本の外交も変えないといつも中国に先手を取られてしまうことは本書を読んで納得した。2014/02/09
T坊主
0
経済成長を背景に中華主義の本性を現し始めた。これは共産党だからやり始めたのではなく、中国大陸の歴史の中に繰り込まれたDNAだ。書かれている事は概ね中立に書かれているが、南京事件については、もっと真実の追究が足りない、はっきりと言われているような事は無かったと書くべきだった。2013/02/10




