星河万山霊草紙(2)

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星河万山霊草紙(2)

  • 著者名:鈴木有布子【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2012/12発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063805833

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内容説明

星河町に住む、樹齢1200年のケヤキの木の精であるほおずきはこの町最後の木霊(こだま)。人間である天馬(てんま)のもとに嫁いだほおずきは、天馬が行方不明になってからもずっとこの地に住んでいる。そんな祖先のほおずきに幼いころから恋してる一歩(かずほ)は成長するにつれ、天馬にそっくりになってくる。ほおずきは一度は突き放すものの、その熱い想いに揺れ動く。二人の運命はどうやら“天馬”の存在が鍵を握るようだが!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

exsoy

23
130年経ってようやく気持ちを「起こし」た2014/07/22

どんぶり

23
素晴らしい~好きだ。前巻からだいぶ間が空いて読んだけど、終わりが未だ記憶に残っていた作品。主人公の「一歩(かずほ)」は先祖であるケヤキの木の精霊「ほおずき」に恋をしている。しかし、ほおずきは夫である天馬を想い続け130年も生きてきたため、一歩の想いが通じることはなく…。今巻でほおずきが徐々に一歩に惹かれ始める。が、二人の間には未亡人(になるのかな?)であるほおずきの想いの他に、先祖と子孫の血の繋がりが邪魔をしていた。ほおずきは一歩への気持ちを押し殺すことを選び、一歩もこの地から離れ距離を置くことを選ぶ。2013/10/24

IENEKO

17
2巻は駆け足で終わっちゃった。でもあまり長引かせても「ほおずき・一歩・天馬」と「ほおずき・一歩・望音」のW三角関係話でドロドロしそうだから、あっさりした方がいいのかな。130年の想いを成就させたほおずきの笑顔にほっとする。この話に限らず「~まででいいから」と条件付きで付き合い始めようとする人が好きになれない。そもそも「~まで」の条件が満たされたときに綺麗に身を引けるような人なら、そんな付き合い方をしないと思うし。やさしい描かれ方だけど、気の毒なくらい望音は嫌な役回り。2巻並べると表紙がとても素敵です。2012/08/13

蒼吉@読メ再開しました

14
【借本】一歩が、どうしてこうなったってくらい、かっこよくなっていて、驚きだわ。しかし、本当に急展開だなぁ。結末的には、こうなるしかないってわかってはいたけれども。130年の孤独っていうのが、どんなのかをわからないけれど、でも、幸せだったという笑顔のほおずきにときめきます。2012/09/23

めぇにち

12
鈴木女史の作品の中では、ちょっと異質な感じがしたお話。それが嫌なわけではなく、むしろ好きで最終回なんて涙腺が緩みまくった。ただ本来ならもう1冊分くらいあってもおかしくない物語だと思うので、ちょっと勿体無いな、とも思う。でもハッピーエンドで良かった。2012/08/08

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