竹書房文庫 丼大好き

著者名：今柊二【著】

竹書房（2014/07発売）

• ISBN：9784812490211

内容説明

ある時は揚げたてサクサクの天丼を頬張り、またある時には濃厚なだし汁とともに肉のうまみが口いっぱいに広がるカツ丼に舌鼓を打ち、またある時には新鮮な魚介類が敷き詰められた海鮮丼をもりもりとかき込んでいく…。日本各地のステキな丼を食べ歩いてきた、お馴染み定食評論家・今柊二氏が死ぬ前に一度は食べたい丼の数々を紹介します。

目次

第1章 山手線一周がっつり丼巡り(『ひおき』品川
『ゑび伴』田町 ほか)
第2章 五大丼食べ歩き(天丼
カツ丼 ほか)
第3章 首都圏丼探訪(『どん亭』東京・成増
『紅とん』東京・中目黒 ほか)
第4章 日本全国地方丼行脚(『泉屋』北海道・釧路
『霧の下』北海道・札幌 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[緋莢]

田町ではサクサク天ぷらが乗った天丼、有楽町ではマグロがたっぷり乗ったワンコインのマグロのづけ丼、鶯谷では“カツカレー”発祥の名店で懐かしいカレールーと揚げたてカツの丼を！味わった山手線一周や、首都圏や全国各地の様々な丼、そして、牛丼チェーン店のオリジナル丼食べ比べまで、一度は食べたい丼の数々を紹介。

2016/01/07

[♪りんまま♪]

丼が運ばれてきた時の「待ってましたっ！」って感じと、ご飯をほおばったときのシアワセ～(*n´ω`n*)な気分が伝わってくる。食べ物の写真は全部カラーだと良かったなぁ…

2016/07/30

[kar]

なんということはない、ただの食べ歩き日記？だけど、この人の文は妙にクセになります。

2012/08/03

[志村真幸]

　サラリーマンの食事を追求している著者だが、今回のテーマは丼。 　米のうえに何かをのせることで、相互に魅力を増し、一気に掻きこんでしまいたくなるような世界である。 　いつものように山手線を周りながら各駅で丼物を食べ歩く企画から始まり、天丼・カツ丼・うな丼・牛丼・親子丼の「五大丼」を追求したり、釧路、札幌、名古屋、岡山、宮崎と各地の丼を訪ね歩いたり。 　まさにサラリーマンの昼食という感じで、なんということもない丼が多いのだが、写真付きで見せられると、これがもうたまらない。

2022/08/03

[miwapicco]

2度目くらい、とにかく美味しい描写ばかりで猛烈お腹が空いて、このまま眠ったら消化の夢見て胃潰瘍になりそう。今すぐすき家に飛んでいきたくなるーー

2016/02/14