ＳＤ名作セレクション（テキスト版） アプローチ、アプローチ。2 あなたたちは誰よりやさしい

著者名：葉巡明治【著】

集英社（2014/06発売）

• ISBN：9784086306928

内容説明

【ＳＤ名作セレクション（テキスト版）】街に平和な日常が取り戻されていたある日、今まで行方不明であった父が瀬人日(せとか)たちの家へと帰宅する。瀬人日は、父との共同生活を続けていく内、家庭の中で自分の居場所が失われていく感覚に苛まれ、ある日、父に向け荒んだ気持ちをぶつけてしまう。「あまりにもアンタの帰宅は不可解だ。この何年も何年も、俺たちを捨ててどこにいってやがった」それに対し、父が返した言葉は、瀬人日にとってあまりにも非情な運命を示すものであった。「お前はこれから、誰かを始末せねば生き残れない」と。※この商品にはイラストが収録されていません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ねぴあ]

「お前はこれから誰かを始末せねば生き残れない。」瀬人日の父親の言葉。もみ子とニイコ、女性陣はかわいいです^^この作家さんの人物描写はかなり好みです^^　ストーリーはスイスイすすんでいきます。挿絵もかわいい♪

2017/10/06

[晦夢]

２巻。日常に戻った瀬人日だったが、突如帰ってきた父親によって殺人ゲームに参加させられる。この作品は独特のテンポがだな。個人的には嫌いじゃないけど。ニイコの可愛さが際立つ。ニイコほんといい子すぎるだろ。ところで３巻は出てないの…？

2014/05/19

[ぎお]

一巻の記憶もおぼろ気ながら読んだ第二巻。続編が出ていたとは気づかなかった。豆腐の角で殺せる能力しか覚えてねえ！　感情の逆転した少女・田中の登場や、父親、サバイバルなど色々と大変な状況。そんな中、ダブルメガネアタックは輝いていた。ニイコの死はかなり衝撃的だったな。最後で生きててよかった。でも生きてたんなら、なんであんなに瀬人日は荒れたんだろう？　あの後かなりの人数を殺してるし、ミスリードにしてもやり過ぎだ。もみ子の出番も少なかったな。もともと存在感が薄いから、完全に空気だった。もうニイコがヒロインでいいよ。

2013/06/14

[ゴローさん]

今回は250人の異能者から200人まで減らすバトルロイヤル風になってます。瀬戸日やもみ子、ニイコはそれを止めるべく奔走してるのであくまで「風」ですかねｗ嬉しい感情と悲しい感情が逆転した優しい殺し屋の田中が本来の感情を取り戻したシーンは感動しました。瀬戸日の失踪していた父の隠された真実もちょっと泣きそうになりましたｗ今回はニイコ回でしたね。しかしニイコ生きてて良かった…っ!!瀬戸日もニイコが好きっぽい描写がありましたがもみ子はどうなるんでしょうかね？そして次回はもみ子のもう一つの能力について語られそうですご

2013/01/19

[アント]

ネタバレ注意とにかく、ニイコの出番多くて嬉しいです！ニイコがやられた時は鬱になりかけましたが、最後まで読んで良かったです！ニイコー！愛してるよー！瀬人日と幸せになー！新キャラの田中ちゃんも好きですよ！というか、葉巡先生の愛が溢れてましたねｗｗあとがきの葉巡先生の貧乳娘の良さの考えが俺とまったく一緒で、もう一生ついていこうと思いました！次巻が最終巻なのは残念ですが、期待してます！

2012/07/29