わが子からはじまるクレヨンハウス・ブックレット<br> 原発被ばく労働を知っていますか?

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わが子からはじまるクレヨンハウス・ブックレット
原発被ばく労働を知っていますか?

  • 著者名:樋口健二
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • クレヨンハウス(2012/07発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784861012235
  • NDC分類:543.5

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内容説明

40年以上にわたり原発労働者を追ってきた報道写真家が、被ばく労働についての真相を伝えます。日本の富の裏にある「いのち」を大切にしない社会構造に疑問を投げかけ、「真実を読み解く力」の大切さを訴えます。樋口健二さんの写真は、現代社会の「豊かさ」が、まやかしであることを教えてくれます。樋口さんは世界ではじめて原発内を撮影、原発を撮り続けてきた数少ない写真家で、写真集『原発崩壊1973年-2011年』で第17回平和・協同ジャーナリス基金賞を受賞しています。新聞や雑誌では伝えられない社会の真相を、写真を通して若い年代の方にもぜひ知っていただきたいと思います。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。

目次

はじめに わたしが原発を追うようになったわけ
第1章 「人間を殺してまで電気はいらない」とみんなが気づいた
第2章 「差別」と「被ばく」と「お金」を生み出す原発の仕組みとは
第3章 被ばく労働者の苦しみは続く

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

4
「誰も犠牲にならない社会でないと、本当に『豊か』とは言えません」(4頁)。戦没学生の手記の宮沢賢治の思想に通底。公害の犠牲者は健康を奪われた。先ほどラジオで英国から六ヶ所村に核のゴミが輸送されてきたと報じていた。青森県汚染も尋常でない。原発労働者が使い捨てられる実態には暗澹たる思いにさせられる(12頁)。被曝線量限度の引き下げを提起されている(14頁)。そうでないと健康は守れない。労働者の生存権が守られていない違憲状態の現場(36頁)。教えなければならぬことを教えない学校(39頁)。「豊かな社会」の代償。2013/02/27

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