出版社内容情報
建築家・藤村龍至の思考を集成した、初の単著!
情報技術によるネットワーク化と経済のグローバル化が進むいま、建築や都市はどのように変化したのか。建築家は何ができるのか。超高層ビル、巨大モール、物流倉庫など現代特有の建築の分析を通して、新しい建築・都市の原理を鋭く捉える。気鋭の建築家の鮮烈なマニフェスト。
序 章 1995年以後の日本から考える
第1章 1995年以後の都市と建築
第2章 アーキテクト2.0
第3章 批判的工学主義
第4章 超線形設計プロセス論
第5章 建築プロジェクト――引き出される固有性
第6章 教育・政治への応用
第7章 新しい都市設計の原理――列島改造論2.0に向けて
【著者紹介】
1976年生まれ。藤村龍至建築設計事務所代表。東洋大学理工学部建築学科専任講師。共著書に『福島第一原発観光地計画 思想地図β4-2』(ゲンロン・)、『コミュニケーションのアーキテクチャを設計する』(彰国社)などがある。近著書に、著者自身の建築作品・プロジェクトをまとめた『プロトタイピング』(LIXIL出版)がある。
目次
序章 新しい『建築をめざして』をめざして―日本という場所から
第1章 一九九五年以後の都市と建築―建築とアーキテクチャ
第2章 一九九五年以後の建築家像―再定義される建築家
第3章 批判的工学主義―新しい設計組織をめざして
第4章 超線形設計プロセス論―切断から履歴保存へ
第5章 建築プロジェクト―引き出される固有性
第6章 教育・政治への応用―ソーシャルデザインプロジェクトの実践
第7章 新しい都市設計の原理―列島改造論2.0へ向けて
第8章 人を動かすこと―ソーシャル・アーキテクチャをめざして
著者等紹介
藤村龍至[フジムラリュウジ]
建築家/ソーシャルアーキテクト。1976年東京生まれ。2008年東京工業大学大学院博士課程単位取得退学。2005年より藤村龍至建築設計事務所主宰。2010年より東洋大学専任講師。2007年よりフリーペーパー『ROUNDABOUT JOURNAL』企画・制作・発行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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