批判的工学主義の建築―ソーシャル・アーキテクチャをめざして

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批判的工学主義の建築―ソーシャル・アーキテクチャをめざして

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  • サイズ B6判/ページ数 291p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757160620
  • NDC分類 520.4
  • Cコード C0052

出版社内容情報

建築家・藤村龍至の思考を集成した、初の単著!

情報技術によるネットワーク化と経済のグローバル化が進むいま、建築や都市はどのように変化したのか。建築家は何ができるのか。超高層ビル、巨大モール、物流倉庫など現代特有の建築の分析を通して、新しい建築・都市の原理を鋭く捉える。気鋭の建築家の鮮烈なマニフェスト。

序 章 1995年以後の日本から考える
第1章 1995年以後の都市と建築
第2章 アーキテクト2.0
第3章 批判的工学主義
第4章 超線形設計プロセス論
第5章 建築プロジェクト――引き出される固有性
第6章 教育・政治への応用
第7章 新しい都市設計の原理――列島改造論2.0に向けて

【著者紹介】
1976年生まれ。藤村龍至建築設計事務所代表。東洋大学理工学部建築学科専任講師。共著書に『福島第一原発観光地計画 思想地図β4-2』(ゲンロン・)、『コミュニケーションのアーキテクチャを設計する』(彰国社)などがある。近著書に、著者自身の建築作品・プロジェクトをまとめた『プロトタイピング』(LIXIL出版)がある。

目次

序章 新しい『建築をめざして』をめざして―日本という場所から
第1章 一九九五年以後の都市と建築―建築とアーキテクチャ
第2章 一九九五年以後の建築家像―再定義される建築家
第3章 批判的工学主義―新しい設計組織をめざして
第4章 超線形設計プロセス論―切断から履歴保存へ
第5章 建築プロジェクト―引き出される固有性
第6章 教育・政治への応用―ソーシャルデザインプロジェクトの実践
第7章 新しい都市設計の原理―列島改造論2.0へ向けて
第8章 人を動かすこと―ソーシャル・アーキテクチャをめざして

著者等紹介

藤村龍至[フジムラリュウジ]
建築家/ソーシャルアーキテクト。1976年東京生まれ。2008年東京工業大学大学院博士課程単位取得退学。2005年より藤村龍至建築設計事務所主宰。2010年より東洋大学専任講師。2007年よりフリーペーパー『ROUNDABOUT JOURNAL』企画・制作・発行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

エリナ松岡

8
建築もインターネットやSNSによる社会の変化、ソフトウェアや自動化の発展に影響を受けずにはいられないと思いますが、この本ではそれらを踏まえ、今後の建築家のあるべき姿が理路整然と語られていきます。中々充実した内容で、タイトルは仰々しいものの決して難解と言うわけではなく、むしろ楽しく読めました。2018/08/19

yutayonemoto

5
僕は建築が専門ではない。しかし、僕は身近な人の身近なものを如何に改めて身近にするのかを考える専門家なので、間接的に建築をも専門にしなければならない。藤村さんの活動が前々から気になっていた。設計方法が思想に富んでおり、方法に対する哲学もある。超線形設計プロセス論はメタプロセス理論として様々な方法に援用可能だ。massiveなdataをtime flowとしてrhythmicalに記憶させる。芸術のプロセス自体が芸術になっている。オートポイエーシスとは違うか。それにしても制作意欲が湧く。芸術ではなく、建築か。2014/09/23

けーすけ

4
建築関係の本を初めて手に取りました。 ですが、過去1世紀の建築界の潮流を体系的に知ることができたのでよかったです。 批判的工学主義は現代の進化したテクノロジーあってのことだと思うので、本当にテクノロジーすごいなって。 次はブロックチェーンか?とかふざけて思っちゃいましたが、それはなんか違いますね笑2018/09/21

たかぴ

3
次の設計演習が「図書館」なので、ソーシャルアーキテクチャという考え方は活用できそう。 超線形設計プロセスは模型を並べるとストーリーになっているところが魅力で設計過程において有効そうだが、考えるな・想像するな・振り返るな、という条件は足枷にしか思えない。ので、その”Do Not”は考えずにストーリー的に洗練していくのがベストじゃないかな。2015/08/31

3
批判的工学主義という原理や超線形設計プロセスという方法論はいいとして、その原理や方法論から導出される建築の形態が、構成論や技術論をよく知らない自分には凡庸に見えてしまい、もっとラディカルな形態でもいいのではと思ってしまう。もっとも、これが非作家的作家性の表れだと言われればそれまでだし、凡庸さのなかに多様な意味やコンテクストが内包されているって解釈も可能なんだけど。あと、コルビュジエの「建築か、革命か。革命は避けられる」って言葉を現代風にモジって、2015/08/18

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