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内容説明
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知られざる舞台裏を徹底解剖! 安全、快適、定時に運行されている日本の新幹線。それを支えているのは、緻密に構築されたシステムと、訓練されたスタッフたち。本書では、新幹線の運行の仕組みを、乗務から輸送指令、保線、車両検査まで、人と機械の両面から詳細に解説。乗っているだけではわからない、新幹線の驚きの舞台裏。(ブルーバックス・2012年7月刊)
目次
第1章 東京駅
第2章 走行
第3章 到着
第4章 走行を支える設備と車両
第5章 災害への備え
第6章 ミニ新幹線
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文章で飯を食う
10
ちょっと古い本だが、中身は濃くて面白かった。新幹線全般を大づかみにするのに良い。車体の構造などは、もうちょっと詳しい方が好きだが別書を当たるべきだな。2017/10/06
calaf
8
ドクターイエローって、名前は聞いた事があるけど、実物を見たことはないなぁ...でも、何日かに一度は必ず走っているらしい...大混雑状態の東海道新幹線でも。そう言えば、最近は新幹線がすれ違う時、窓際に座っていても、あまり振動は感じなくなったなぁ...2012/08/14
ぼのまり
4
新幹線という交通システムを成立させるための仕組みを広く浅く取り扱った1冊。鉄道マニアな人には物足りないものがあるかも知れないが、指定席の発行管理や臨時列車のダイヤの組み方など、他ではあまり取り扱われない車両以外の内容も多く、楽しめる1冊だった。さすが、ブルーバックス。2013/09/11
こぶたとともに@こぶrin☆永遠の17歳
4
車両や地上設備・ダイヤ作成・駅員や乗務員の業務・信号システム・電力・車両と地上の通信・列車運行管理・保線・車両保守点検・騒音対応・地震や雪害対策・ミニ新幹線の分割併合など、開業以来蓄積された運行ノウハウを解説する。当初体制・導入後の問題点・改良後の体制を、豊富な図や写真・簡潔な理由とともに摘示する。前半3章は東海道新幹線下りの走行ルートに沿って進むので、次回の東海道新幹線乗車が待ち遠しくなる。決して一朝一夕には築き上げられない、複合的かつ緻密な『パッケージとしての新幹線運行メカニズム』を満喫できる1冊。2012/12/23
でかいひと/192CM
4
新幹線、および周辺の技術についてわかりやすく書かれています。とはいえこれはブルーバックスなので内容は濃く、鉄道に詳しい方もそうでない方も満足できるのではないでしょうか。新幹線の「仕組み」を知りたい方にはオススメ。2012/10/30