大学による盗骨―研究利用され続ける琉球人・アイヌ遺骨

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大学による盗骨―研究利用され続ける琉球人・アイヌ遺骨

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  • サイズ 46判/ページ数 322p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863770522
  • NDC分類 316.81
  • Cコード C0036

出版社内容情報

京都大学は研究者の盗掘による琉球人遺骨を収蔵している。編著者らは2018年12月、遺骨を琉球に返還するよう京都大学を提訴した。遺骨を大学が所蔵し研究利用する犯罪性を問う。琉球民族遺骨返還問題の初の書。墳墓発掘、遺骨領有は、戦前も戦後も刑法犯罪。人類学者らは琉球、アイヌモシリ、台湾、朝鮮で墓を無断で暴き、骨と埋葬品を持ち去った。大学に所蔵された人骨標本は、今日のDNA 研究に至るまで多くの論文と研究資金の源となってきた。日本の学知の根底にある民族差別と植民地主義を問う。

序言 東アジアにおける琉球人・アイヌ遺骨問題 鳩山友紀夫

はじめに 松島泰勝



? 琉球の遺骨返還問題

第1章 琉球人遺骨問題と自己決定権 宮城隆尋

コラム 琉球人の骨神と霊魂観、生死観 高良 勉

第2章 形質人類学と植民地主義との歴史的関係と今日的課題――金関丈夫「人種学」を中心にして 松島泰勝

コラム 百按司墓と植民地主義 与那嶺義雄

第3章 研究のおぞましさについて 冨山一郎

コラム 源氏系統と百按司系統――日琉同祖論と英雄シャクシャイン 与那嶺功



? アイヌの遺骨返還問題

第4章 アイヌ遺骨返還運動とDNA研究 植木哲也

コラム 私たちのご先祖様のお墓、盗掘遺骨を返してください 浦川早苗

第5章 問われる日本人の歴史認識と先住民族アイヌの権利回復――アイヌ新法に先住権の明記を! 出原昌志

コラム 土地を奪われ、遺骨を奪われて一五〇年 木村二三夫

第6章 ドイツから「移管」されたあるアイヌの遺骨と脱植民地化 小田博志

コラム アイヌ遺骨返還の闘い 小川隆吉



? 植民地主義と学問の暴力

第7章 連載「帝国の骨」の取材から――京都帝国大の系譜 岡本晃明

コラム 植民地主義未清算の不作為 白鳥龍也

第8章 植民地主義と学知の調査暴力――「オキナワ」を返せ、琉球人遺骨を帰せ! 佐藤幸男

コラム 琉球・沖縄人から日本人へ 当真嗣清

第9章 学問という名の暴力――遺骨返還問題に見る植民地主義 前田 朗

コラム 旧帝国大学による琉球人遺骨の未返還問題についての私見 具志堅隆松

第10章 日本の植民地主義とアイヌ・琉球(沖縄)・奄美の遺骨問題 木村 朗

第11章 京都大学に対する奄美人遺骨返還運動 大津幸夫

コラム 「知と骨」のソナタ 原井一郎

第12章 なお遠い「知」の植民地清算―現在の朝鮮人の遺骨奉還の取り組みにもふれて 川瀬俊治



? 京都大学を訴える

第13章 ウヤファーフジ(先祖)の遺骨を返せ 照屋寛徳

第14章 問題解決のための今後の展望 松島泰勝

第15章 原告の訴え ご先祖のマブイに平安を 子孫としての切なる願い 亀谷正子

第16章 百按司墓の盗掘と植民地主義 丹羽雅雄



琉球人・アイヌ遺骨返還問題にみる植民地主義に抗議する声明文

おわりに 松島泰勝



琉球民族遺骨返還請求訴訟支援全国連絡会のご案内

関連年表

松島泰勝[マツシマ ヤスカツ]
著・文・その他/編集

木村 朗[キムラ アキラ]
著・文・その他/編集

内容説明

墳墓発掘・遺骨領有は、戦前も戦後も刑法犯罪である。人類学者らは琉球、アイヌモシリ、台湾、朝鮮他で墓を無断で暴き、骨と埋葬品を持ち去った。大学に所蔵された人骨標本は、今日のDNA研究に至るまで多くの論文と研究資金の源となってきた。日本の学知の根底にある民族差別と植民地主義を問う。

目次

1 琉球の遺骨返還問題(琉球人遺骨問題と自己決定権;形質人類学と植民地主義との歴史的関係と今日的課題―金関丈夫「人種学」を中心にして ほか)
2 アイヌの遺骨返還問題(アイヌ遺骨返還運動とDNA研究;問われる日本人の歴史認識と先住民族アイヌの権利回復―アイヌ新法に先住権の明記を! ほか)
3 植民地主義と学問の暴力(連載「帝国の骨」の取材から―京都帝国大の系譜;植民地主義と学知の調査暴力―「オキナワ」を返せ、琉球人遺骨を帰せ! ほか)
4 京都大学を訴える(ウヤファーフジ(先祖)の遺骨を返せ
問題解決のための今後の展望 ほか)

著者等紹介

松島泰勝[マツシマヤスカツ]
1963年琉球・石垣島生まれ。在ハガッニャ(グアム)日本国総領事館と在パラオ日本国大使館の専門調査員等を経て、龍谷大学教授。琉球民族遺骨返還請求訴訟原告団長。琉球民族遺骨返還研究会代表

木村朗[キムラアキラ]
1954年北九州市小倉生まれ。鹿児島大学教員、平和学専攻。東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会共同代表、日本平和学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫草

7
アイヌや琉球、台湾、朝鮮の方々のお墓が「研究のため」無断で暴かれ遺骨や副葬品を持ち去られていた。戦前の話ですが、今に至るまで京都大学は琉球やアイヌの方からの返還要求に応じていない。それどころか、質問にもろくに答えず面会に応じようともしないとの事。京都大学にはがっかりしました。しかしそれより何より、自分が今まで何も知らなかったことを恥ずかしく思います。琉球やアイヌの方に対しての今の状況は今だに「植民地主義」が根っこにあることに気づいてもいませんでした。もっと知らなければいけない、勉強しなければと思いました。2019/04/29

ブルーローズ

2
北大によるアイヌへの遺骨の返還、という新聞記事を見た後だったので興味をもって読み始めました。 北海道のアイヌについての記述はあまり多くなく、琉球(沖縄)の遺骨の返還について多くを知ることができました。 文化の尊重とはどんなことなのか?という視点を提供してくれます。2019/06/08

ぴのたきのこ

2
文科省HPに掲載されていたアイヌ遺骨のリストにあった、目を疑うほどのご遺骨の数そのものだけでなく、個人はおろか元々埋葬されていた場所や「個体」すら特定できないご遺骨がいくつもあって盗掘以来どのような状態で保管されてきたかが容易に想像でき、戦慄を覚えたのが本書を手に取ったきっかけ。琉球人の盗骨問題についても知ることができた。他者の尊厳を踏みにじることを土台とする研究にいかほどの価値があるというのか。「奪われた大地は言うに及ばず、盗掘された遺骨ひとつ自由にならない」という言葉が胸に突き刺さる。2019/05/25

高槻

1
大学などの研究機関によりアイヌ民族や琉球民族の遺骨が盗まれているというお話。 恥ずかしながらその事実すら知らなかったのだが、この問題が未だに解決されていないことに驚き。2019/04/08

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