内容説明
宝寿国の都市・寿都。作家を夢見る、文学少女だが、ちょっと妄想癖が強く友達がいない萩野あかりがサイヨウと書かれた氷菓子の棒を引いた瞬間、彼女は怪しい二人組の男たちに連れ去られてしまった!! 彼らがいうには、最近できたばかりの屋敷に住む、雲越家のぼっちゃん・ソラの話し相手になってほしいとか。そんな彼は愛玩系のゆるふわ男子。--だけど、時折見せる表情がやけに艶っぽくて……アヤシイ!? あやかしたちの和風ラブロマンス、第1弾登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sio
9
和風妖怪ラブコメ かな?ソラは定番妖狐かと思いきや...火車が美人さんなのもちょっとびっくりでした あかりちゃんは今のところ普通に風変わりな妄想少女だけど可愛くていいなぁ2014/10/26
織花
8
電波系?ヒロイン。ちょっとだけ引き気味で読んでましたが、脳内は同じことが多々あるかも、とか思ったらむしろ共感を覚えました。妖怪のかわいさがたまらん。ソラはなかなかにしたたかであるいみ彼が一番「らしい」のかもしれません。カミはもう、なんでしょうあのまんまで良いでしょうね。火車と白夜はいつまでも仲良しでいてほしいらぶらぶカップル。つまり、妖怪ラブコメでした。2012/07/23
なぎ
7
最初はソラとの仲も弟と姉みたいでしたが、ソラが好意を自覚した途端、迫る迫る(笑)ユルフワ系のわんこかと思いきやきちんと牙がありました。ソラの正体は妖怪の王者である暗黒太陽。覚醒後のスペックが高すぎてびっくり。 脇を固める貧乏神のカミ、かまいたちの白夜、オボも良いキャラしてて和みました。一番はあかりの妄想場面でしたが(笑)2012/07/22
ゆん
7
ヒロインあかりの、妄想っぷりも良かったし、ヒーロー(?)ソラの掴みどころの無いフワフワ感も良かった。普通の妖物じゃないところも(笑)せっかく、これだけのキャラが居るので、続編が読みたいなぁ。2012/07/20
ちはや
6
「おりてきたわ」というヒロインがイタすぎて駄目。天然からはみだしてるよ。その、くくりには入らないと思う。続きが出ても読まないな。カミは心配だけど(笑)あと、今後百鬼夜行の絵を見ることがあれば最後まで注目してみたい。2012/08/17