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内容説明
本書は「離婚のススメ」や「離婚マニュアル」ではない。実際に別れるかどうかはともかく、ふと「別れたい」「ひとりになりたい」と思ってしまう男の心象にフォーカスした社会分析である。ベースとなるのは、首都圏一都三県在住の40~64歳の男性2000人以上へのモニター調査。今まさに価値観の変化に直面しつつある男たちの、赤裸々な心の風景が浮かび上がる。ベストセラー『下流社会』で若い世代の現実を浮き彫りにした著者が、中高年男性のリアルに迫る!【目次】はじめに 人はなぜ離婚するのか?/序 孤立化する男性/第1章 別れたい男、別れたいと言われる男/第2章 別れた男/第3章 夫婦の地域格差/第4章 男たちはどうつながるか?/おわりに
目次
はじめに 人はなぜ離婚するのか?
序 孤立化する男性
第1章 別れたい男、別れたいと言われる男
第2章 別れた男
第3章 夫婦の地域格差
第4章 男たちはどうつながるか?
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿呆った(旧・ことうら)
22
『下流社会』の三浦展氏。◆離婚したいと思いやすい、また離婚したいと思われやすい男性の特徴。◆主夫願望と男性社会での成功の相関関係など2016/04/04
ともがら
3
可もなく不可もなし2018/01/09
るぅく
3
経済と離婚の関係がデータで論じられています。妻と夫と離婚を考えたことがある人は個人的な理由が主たるものだと思われるのに、やはり傾向は出てくるものですね。でも完全に一人では生きられない。行き着くところは結婚ではなくても、四六時中ではなくても一緒に語ったり、時間を楽しめる人がいたほうがいいってこと・・・かな。2013/02/21
たかひー
2
★★★ 男の自分からすると、音の擁護する論調が目立ってうれしいような、懐疑的な気分にもなったり。2020/10/09
謙信公
2
安定、平凡が、一番幸福ということだ。それを手に入れられないものが、離婚や自殺などという余計なことを考えざるを得なくなっていく。この社会システムこそが問題だ。2016/04/30