出版社内容情報
最新インフルエンザ対策を完全網羅!
新型インフルエンザのようなウイルス性の病に対して、どのように立ち向かえばいいのか。その歴史と最新インフルエンザ対策を網羅。
突然ですがクイズです。
▼次の3つのうち、インフルエンザの予防策として効果の疑わしいものは何か?
▼(1)うがい
▼(2)手洗い
▼(3)マスク
▼答えは何と「うがい」なのだ。ウイルスは15分~20分で粘膜から体内に侵入するため、うがいで防ぐなら絶えずうがいを繰り返さねばならず、現実的な予防法ではない。
▼私たちが日頃行なうインフルエンザの予防策について、大きな誤解がある。予防や治療の正しい方法が伝わっていないために、感染が広がったり、奇妙な対処法がとられたりする。感染者に対しての偏見も少なくない。
▼新型インフルエンザAの猛威は、しばらくは続きそうだ。
▼過去の新型インフルエンザの例ではその地域の人の多くが感染して終息に向かうからだ。
▼私たちはこの新型インフルエンザAの脅威にどう立ち向かえばいいのか? 家庭で、企業で、地域でできることは何か? 本書はその正しい予防、治療法について、最新の医学情報をもとに紹介する。
●はじめに
●第1章 インフルエンザから自分を守り、家族を守る感染予防10か条
●第2章 感染症が行動によって予防できるようになるまで
●第3章 季節性インフルエンザと新型インフルエンザ
●第4章 感染・発症の3要素を知っておく
●第5章 自分を守るために、周囲を守る
●第6章 怖いのは感染症か、世の中の混乱か?
●第7章 新型インフルエンザが国内でまん延した時は
●おわりに
内容説明
新型インフルエンザAの大流行は2、3年続く!様々な感染症から自分を守り、家族を守る感染予防10か条。感染予防・治療のための正しい知識と方法を網羅。
目次
第1章 インフルエンザから自分を守り、家族を守る感染予防10か条
第2章 感染症が行動によって予防できるようになるまで
第3章 季節性インフルエンザと新型インフルエンザ
第4章 感染・発症の3要素を知っておく
第5章 自分を守るために、周囲を守る
第6章 怖いのは感染症か、世の中の混乱か?
第7章 新型インフルエンザが国内でまん延した時は
著者等紹介
和田耕治[ワダコウジ]
北里大学医学部衛生学公衆衛生学講師。医学博士・医師・労働衛生コンサルタント(保健衛生)・産業保健修士・日本産業衛生学会専門医。専門分野:公衆衛生(産業保健、疫学)。2000年産業医科大学医学部卒業、臨床研修医、企業での専属産業医を経て、’06年米マギル大学産業保健修士、ポストドクトラルフェロー、’07年北里大学医学部衛生学公衆衛生学助教、’09年9月より現職。’08年より厚生労働省・新型インフルエンザ専門家会議委員、日本医師会勤務医の健康支援に関するプロジェクト委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。