内容説明
言葉で人を死に至らしめる力「幻獣」を宿す少女。藤宮優々希。彼女を利用して、巨大企業スオウへの復讐を企む少年。久瀬冬弥。二人の前に現れたのは、精密爆弾魔の名を持つテロリストと、記憶を失ったもう一人の「幻獣」憑きの少女だった! 新たな幻獣坐との出会いと、忌まわしき過去の因縁が冬弥と優々希を巨大な陰謀の渦へと巻きこんでいく……!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まつじん
17
もうちょっと、いやもっともっと出版ペースを上げてくれないと前の巻の内容が頭からこぼれ落ちてしまいます…、しかし今巻でスオウグループが日本を支配するに至った経緯がおぼろげに分かってきました。主人公の復讐の理由も復習できました。このペースでラスボスまでたどり着くのは大変そうですが、なんとか頑張って欲しいものです。ところで宮部みゆきのクロスファイヤを少し思い出してしまったワタクシなんですが、どうなんでしょう?結構ありがちな能力なのかな。2012/08/05
そのぼん
15
シリーズものの第二巻でした。超能力の様なものを操る少女が活躍するストーリー。序章で語られている少女は、違う人物を思い浮かべながら読んでいたので、正体が解ったときには驚きました。続きがありそうな終わり方でした。2012/10/23
さばかん
8
おいおい主人公たち最後にちょこっと活動しただけであとはなんかもう脇役じゃないか(笑) 今回メインで活躍した人はみんな死んじゃうし……。 あぁ……全滅しちゃったかぁ……なんかもったいない気もするなぁ……残念。 ミスリードには見事に引っ掛かりました。違和感はあったけど、気付いたのは後半だった。 主人公二人の複雑な関係もいいですね。 さてさて、まぁ仇は取れたわけだけど、まだまだ物語は続きそうですな。お次はどんな幻獣坐が出てくるのか。目を覚ました優香理の状態も気になるところです。2012/10/05
konkon
6
それなりには、楽しめましたが、はなしのベースが負のものなので....2014/05/18
アヒコ
4
黒い黒い。誰も彼も悪意、策略、暴力で自分の欲望を満たすため暗躍する。この巻でハッピーエンドではないことが確定した。死ぬのは、殺されるのはどちらなのか?2012/07/20