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内容説明
物語のワンダーランドへようこそ。香魚子の誘う4ストーリーズ。 「きょうはなんの日」 ホワイトデーのちいさな期待と哀しみと。 / 「茉莉花にくちなし」 幽霊になった、だいっきらいなあの子は…。 / 「亘理くんとふれたなら」 雪の季節に孤高の天才少年と暮らした3週間。 / 「もう卵は殺さない」 夢を追ってたあの頃の私へ─。描かれなかった「主人公」への鎮魂歌。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KrishnaOverDrive
15
例によって相性トップに来た読書家さんからのピックアップ。またも四十路のオッサンが書店のレジにもって行くにはハードル高めのMCから(^^;) タイトルに「卵」がつくと小説でもマンガでも映画でもなんとなく気になる自分ですが、やはり表題作が面白かった。繊細な絵柄も好みでなかなかの収穫。野暮は言いたくないけど、一言だけ、男性の描写がいまいち薄い。そこが残念。2014/12/03
ソラ
11
この作者の絵柄と雰囲気が大好きでまたしても購入。表題作は作者の自分の作品への思い入れをすごく感じる話でした。2012/07/01
葵
10
表題作含めて4つのお話の短編集。表題作の設定が斬新で面白かった。創作してる、又はしてた人なら、きっと響くものがあると思う。「今日はなんの日」もほろ苦いけどとても好きでした。2016/09/09
まかろん@大人腐乙女
10
初読み作家さん。原作ありの作品より、オリジナルが気になってずっと読みたかった方です。タイトルにも惹かれますが、個性的なストーリー。読み手によって、結末がハッピーエンドなのか、アンハッピーエンドなのか分かれるところですね。表題作は、目の付け所にびっくりしたというか、物語を作る側にとっては、その『卵』への愛情がとてもリアリティあるものでした。どんなに下手で恥ずかしいものでも、自分が生み出した子どもたちは、自分のものだから。素敵な作品集です。2013/09/22
CCC
9
表題作がわかりやすいのに見ない感じで面白かった。藤子不二雄の短編にあってもおかしくないようなアイディアに思えた。2021/10/16