内容説明
長篠の合戦から七年、滅亡の淵に立つ武田家。主君勝頼に忠誠を誓う馬廻り・前島平蔵は、親族衆筆頭である穴山信君の徳川方への寝返りを察知し、甲府の穴山屋敷を取り囲む。屋敷のなかでは、信君の妻・千鶴、嫡男・勝千代らが、脱出の機会を窺っていた。実力派作家がスケール豊かに描く、戦国小説の新境地。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたしは元気
4
ドキドキしながら、読みました。2021/12/22
いえのぶ
0
武田勝頼を裏切った穴山信君の妻や子供が甲府の屋敷から脱走する物語。それだけのネタで長編に仕上げてしまう著者に脱帽。主役は逃げる方ではなくて、追う方なので、どちらかというと『大追跡』? 2012/10/15
デンティスト
0
帯で見る限り、逃げる千鶴の話かと思いきや、追う前島平蔵の話でもあるような。忠義とは何か。現代に生きている我々には、伺い知れない価値観がその時代にはあったんだなと思う。平蔵が敗れて百姓の娘おいととその後の人生を歩むのだが、その話も読みたいなと思いました。2012/07/28
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