彼女たちのバックヤード

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彼女たちのバックヤード

  • 森埜 こみち【作】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 講談社(2024/01発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065337905
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

一度も父と会ったことがなく、母と二人で暮らす詩織。本当の母親と死別し、新しい母を迎えた千秋。もうすぐ3歳になるのに言葉を話さない弟がいる璃子。中学3年でクラスメイトになった3人は、ある日、璃子の家に遊びに行くことに。そこで、璃子の弟が、千秋に頬にかみつく事件が起こる。璃子はその原因が詩織にあるという……。
そこから、仲良しだったはずの3人の関係がぎくしゃくし始める。そして、3人それぞれが抱える事情が明らかになり……。


俳句に打ちこむ中学生たちを描いた『わたしの空と五・七・五』でちゅうでん児童文学賞を受賞。突発性難聴をわずらった少女の新たな一歩を追った『蝶の羽ばたき、その先へ』で日本児童文芸家協会賞、および日本児童文学者協会・長編児童文学新人賞を受賞。注目の児童文学作家の最新作!

内容説明

一度も父と会ったことがなく、母とふたりで暮らす詩織。実の母と死別し、新しい母を迎えた千秋。もうすぐ3歳になるのにことばを話さない弟がいる璃子。中学3年でクラスメイトになった3人は、ある日、璃子の家で遊ぶことに。そこで、璃子の弟が、千秋の頬にかぶりつく事件が起こる。璃子はその原因が詩織にあると言う。そこから、仲よしだったはずの3人の関係がぎくしゃくし始める…。

著者等紹介

森埜こみち[モリノコミチ]
岩手県生まれ、秋田県育ち。第19回ちゅうでん児童文学賞大賞を受賞した『わたしの空と五・七・五』(講談社)でデビュー。同作で第48回児童文芸新人賞を受賞。『蝶の羽ばたき、その先へ』(小峰書店)で、第17回日本児童文学者協会・長編児童文学新人賞、および第44回日本児童文芸家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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信兵衛

24
一人で抱え込んでいた闇を、友人に初めて打ち明ける、そのことによって助け合う関係へと発展していくのですが、それもすべては、このままじゃいけない、前へ進もうと足を踏みだしたからでしょう。 そうした三人の関係が尊い、素晴らしいと感じます。 中三少女たちの、青春&成長ストーリー。 お薦めです。2024/03/17

雪丸 風人

20
視点を切り替えながら進む3人の中学3年生の物語。仲良しに見えた彼女たちの関係は、ちょっとした出来事をきっかけに荒れ模様になります。不可解な言動や思わぬ拒絶の背景には、それぞれが抱えるただならぬ事情がありました。清々しい!序盤の不穏な空気が、お互いを知ることで晴れていく流れがいいわ~。やはり、相手を思うなら、ここぞという場面では遠慮せず踏み込むことも大事ですね。それがきっと本当の友だちなのでしょう。瑞々しく学びもあって、楽しい気持ちにまでなれる”オトクな短編集”だと思います。(対象年齢は11歳以上かな?)2024/02/13

そうたそ

10
★★★☆☆ 中学三年でクラスメイトになった三人。ある日、その内の一人、璃子の家で映画を見ることになったが、三歳になる璃子の弟が、遊びに来ていた千秋の頬にかぶりついてしまう。その原因は自分にあると璃子に糾弾された詩織。そのことから、三人の関係はぎくしゃくし始めるが――。友人とは言えど、それぞれの持つ環境は様々。そのことがやがて関係を歪ませてしまうが、三人は自分たちで話し合い、その壁を乗り越える。一歩踏み込んで話し合う勇気。臆してしまうが、一方で乗り越えた先にはこの年代だからこそ作れる強い関係があると思えた。2024/03/26

vodka

6
the女の子の本。3人ていう人数は難しいな、、、それぞれの家の事情、言えない本音、相手の気遣い。こういった本が、なんだかぎくしゃくしてしまう相手に思いを馳せるきっかけになったらいいなと思います。2024/04/04

鳩羽

5
中学3年生の詩織と千秋は、仲良しグループの璃子の家に行き、ギャン泣きが酷く喋らない弟のゆうと遊ぶ。ゆうは詩織の髪を引っ張り、千秋の頬に噛み付いた。そのことで璃子は、詩織を責めるようなことを言い、千秋も詩織にキツイ言葉をかける。…発達障害があるらしき弟のため、精神を病んだ母のいる璃子には璃子の悩みがある。同じように千秋には千秋の過去、詩織には詩織の未来があり、それぞれの家庭の特色とともにバックヤードとして開陳されるが、それで絆が深まったというような重たさはない。伝わった喜びはあるが、どこか無責任な感じもした2024/03/16

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