出版社内容情報
一度も父と会ったことがなく、母と二人で暮らす詩織。本当の母親と死別し、新しい母を迎えた千秋。もうすぐ3歳になるのに言葉を話さない弟がいる璃子。中学3年でクラスメイトになった3人は、ある日、璃子の家に遊びに行くことに。そこで、璃子の弟が、千秋に頬にかみつく事件が起こる。璃子はその原因が詩織にあるという……。
そこから、仲良しだったはずの3人の関係がぎくしゃくし始める。そして、3人それぞれが抱える事情が明らかになり……。
俳句に打ちこむ中学生たちを描いた『わたしの空と五・七・五』でちゅうでん児童文学賞を受賞。突発性難聴をわずらった少女の新たな一歩を追った『蝶の羽ばたき、その先へ』で日本児童文芸家協会賞、および日本児童文学者協会・長編児童文学新人賞を受賞。注目の児童文学作家の最新作!
内容説明
一度も父と会ったことがなく、母とふたりで暮らす詩織。実の母と死別し、新しい母を迎えた千秋。もうすぐ3歳になるのにことばを話さない弟がいる璃子。中学3年でクラスメイトになった3人は、ある日、璃子の家で遊ぶことに。そこで、璃子の弟が、千秋の頬にかぶりつく事件が起こる。璃子はその原因が詩織にあると言う。そこから、仲よしだったはずの3人の関係がぎくしゃくし始める…。
著者等紹介
森埜こみち[モリノコミチ]
岩手県生まれ、秋田県育ち。第19回ちゅうでん児童文学賞大賞を受賞した『わたしの空と五・七・五』(講談社)でデビュー。同作で第48回児童文芸新人賞を受賞。『蝶の羽ばたき、その先へ』(小峰書店)で、第17回日本児童文学者協会・長編児童文学新人賞、および第44回日本児童文芸家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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