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内容説明
南アのケープタウンにある音楽工房「ウエストウッド・ビブラート」へようこそ。そこにはうら若き天才的楽器修理の専門家が住んでいます。彼女の名はコーネリア。
主治医アレンからの告白を受け、英国本国に帰国したアレンを追ってコーネリアはロンドンへ。そのロンドンで暴漢に襲われたアレンを前に自らのあまりにも悲惨な過去を語るコーネリア。その手で作られた改造銃器によって、奪われていった命の重さを前に彼女は身を引くことを決意し、いずことなく姿を消していった。
危機的状況を脱し、再び南アに戻りコーネリアを探すアレン。
二人の想いをよそに運命の歯車はさらなる罠を?二人の運命は?そして再会は?
名曲の数々とともに紡がれる南アフリカという大地の歴史に翻弄された人々の運命。音楽を脳内再生させながら、想いを彼の地への鎮魂と平和へと運ぶ癒やし旅、完結編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うにやま=ゆぅ
2
★★★☆☆ 完結巻。コーネリアとアレンの話。アフリカの現状、差別など楽器はだいぶそっちのけになったけど多分こっちが主軸。描きたいことは描かれていたと思う。一話完結より最初からこの流れで描かれていたらもうちょっと続いていたかもしれないなー。2013/10/16
kyawo
1
過去の話が中心になります この話 絵の可愛らしさとは裏腹に かなりダークなところを掘り下げます そこが好きなんですけどね ですが きちんと知っておきたい部分ではあったりするわけですよ 矢っ張り完結してしまうには惜しい 話ですね2012/07/05
ブラックマ
0
これで完結。もうちょっと続きが読みたい。独特の書き味が好きな作品でした。2012/07/28
蒼吉@読メ再開しました
0
コーネリアの過去話が続きます。彼女の悲しいお話、アレンの試練、年月は彼らを強くしたのかな?どうなんでしょう?最後をペンペンがしめるあたりが、作品をぼやかしていろいろと想像を膨らませてくれているのか…。うん?これは、続くのかしら?それとも、ここで完結なのかしら?しかし、私はまだまだコーネリアの仕事ぶりを見ていたいんだけどなぁ。2012/06/23