内容説明
魔精霊アトン復活の噂に混乱するアレクラスト大陸。各地で暴動が起こり、それが次第に戦火へと変わっていく中、ついにリウイの手にアトンを封じる〈ファーラムの剣〉が! 魔法戦士最後の戦いが始まる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オルガ
6
リウイシリーズの最終巻。しかし内容は満足より不満のほうが多いかな。ソードワールドの重要人物であるルキアルについて語られていたのはいいとして分量を割きすぎだったと思う。自分としてはパーンやディードといったキャラにもっと活躍して欲しかったし、どうせならバブリーズやへっぽこみたいなリプレイのキャラも出してほしかったな。あとミレルがメインヒロインなのはいいとして唐突すぎて感情移入しにくかった。不満も多かったけどラストは綺麗に決まっていたので許容範囲内としておこう2013/11/14
てんぱい
5
これにて完結。 あとがきにある『無の砂漠に集う冒険者はソード・ワールド1.0を遊んでくれたすべての方々のキャラクターだと思って書きました。』に心打たれる。散々遊んだ当時を鮮明に思い出した。2013/07/20
ぼん
4
実家本。『魔法戦士リウイ』シリーズの最終巻。2024/05/16
barcarola
4
長編というよりは連作短編。アガサ・クリスティーのファンならば「ビッグ4」を思い出すような構成。SW1.0を完結させる意味合いもあるのだろうか、あまりにもいろいろなことが起こっているのだが、それぞれの話が薄くなってしまっている。エピソードはもう少し絞ってほしかった。良かったのはエピローグ。応援していたキャラクターだったこともあって。2017/06/10
sasashin
4
シリーズ完結巻。メリッサは三歩下がってついてくるだけ、ジーニは特性がリウイと丸被りで存在感なし、アイラは眼鏡以外の持ちネタなし……とシリーズ途中からパーティメンバーの劣化が進む中、ミレルさんはマジ正ヒロインであった。2014/10/07