集英社新書<br> オリンピックと商業主義

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集英社新書
オリンピックと商業主義

  • 著者名:小川勝【著】
  • 価格 ¥737(本体¥670)
  • 集英社(2015/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087206456

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内容説明

オリンピックをテレビで観戦していると、他のスポーツイベントとは「風景」が違うことに気づく。それは「会場に広告看板がない」からだ。クーベルタンが理想を掲げて創始した近代オリンピックの「格式」は、そのような形で今も守られている。だが舞台裏では、莫大な放映権料やスポンサー料がIOCの懐を潤し、競技自体にまで影響を及ぼすという実態がある。一方で、その資金のおかげで税金の投入が回避され、途上国の選手が参加できるという現実もある。果たして、オリンピックが「商業主義」を実践するのは是なのか非なのか。本書は、五輪礼賛でも金権批判でもないスタンスで、この問題を深く掘り下げる。【目次】序章 三つのロンドンオリンピック/第一章 「商業主義」の起源と歴史/第二章 「商業主義」の弊害とは何か/第三章 五輪マネーは、どのように分配されるのか/おわりに―オリンピックは誰のためにあるのか

目次

序章 三つのロンドンオリンピック
第一章 「商業主義」の起源と歴史
第二章 「商業主義」の弊害とは何か
第三章 五輪マネーは、どのように分配されるのか
おわりに―オリンピックは誰のためにあるのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

樋口佳之

40
二〇一二年六月刊の本なので現在の東京オリンピックに直接関わるお話は無いですが、商業主義の問題の歴史を読む事ができました。ロス五輪が分岐点とも言えないとか。/放映権料の最大化を狙ってルールや競技時間が変更されるとかは本末転倒も甚だしいなあ。なぜ日本で7月なのかは未だに全然理解できないもの。2021/03/11

おかむら

27
オリンピックとカネ。各大会の収支を分析。わりと公平な見方なのでわかりやすいし納得できる。放映権料という闇。あとIOCもかなり闇。初代クーベルタン男爵は経費を全部持ち出しでとうとう破産してしまったらしいわ。そんな時代もあったのに。そして76年冬季五輪招致決定後に税金を使うことは許さないと住民投票して開催返上した都市(コロラド州デンバー)があったっていうの、知らなかったわー。東京もやろうと思えばできたのか? オリンピック、結局誰が儲けてるのか考えちゃうわー。汚いわー大人。2018/03/22

スプリント

8
テレビの時代となり、世界の注目を集めるイベントになった時点で広告や協賛に頼らざる得ないのは必然ですね。2018年の平昌冬季五輪のように選手を無視した試合日程・時間を組まされるのは悲しいことです。2018/02/25

アイス1億円

8
オリンピックという祭典には多くのおカネが絡んでいます。商業主義の弊害はやはりあるようですね。FIFAの不正は記憶に新しいですが、はてさて。2015/08/27

shigoro

8
莫大な利益を得れる放映権によって、テレビ局の言いなりになり、決勝の試合時間をずらしたり、放映時間に合わせてのルール改正など、選手のパフォーマンスを蔑ろにするのは問題もある。視聴者も一流のパフォーマンスを見たいはずなのに、意外とルール改正には無頓着であり、裏側で仕組まれていることに気づき辛い部分もある。テレビ側がその思惑や都合を報道するわけが無いからしょうがないけどね。 2012/07/10

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