内容説明
「妊婦脳はホルモンシャワーのせい?」「出産に立ち会えば、自然と父親の自覚が生まれる?」科学知識を武器に、初子育てに立ち向かう著者。果たして子育てはサイエンスで楽になるのか!? 知識欲は旺盛でも頭でっかちになりがちな新米パパが、ママのベストパートナーとなるまでの自身の体験を交えつつ、妊娠・出産・育児にまつわる研究やエピソードを多数紹介した、抱腹絶倒の育児サイエンス。
目次
第1章 新米パパ誕生!?―プレ妊娠~妊娠初期
第2章 ホルモンシャワー、浴びてます!―妊娠中期~後期
第3章 新月・満月の日はご用心―臨月~分娩
第4章 こんにちは、赤ちゃん―新生児期~生後一カ月
第5章 パパの参加が育児のカギ―生後二カ月~四カ月
第6章 ママはいつだって大忙し―生後五カ月~七カ月
第7章 赤ちゃんの「世界」があふれ出す時―生後八カ月~お誕生
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マカロニ マカロン
11
個人の感想です:B。タイトルに惹かれ、図書館の「赤ちゃん」企画コーナーで借りた本。「赤ちゃんはなぜ父親に似るのか」という書名と、「育児のサイエンス」という副題にも関わらず、「サイエンス作家」の著者50歳の時に生まれた長女の妊娠、出産、育児の体験記がメインとなっている。書名の「なぜ父親に似るのか」は父親の「子殺し」を防ぐためといったざっくりした説明のみで「サイエンス」的な考察は書かれていないので、拍子抜けする。プレパパ、パパの出産、育児への積極的な参加を呼び掛ける内容は男性用のまたとない参考書になると思う。2017/09/28
ふろんた2.0
8
育児を科学した本かと思ったら、ただの育児書だった。これから子供が生まれるパパには役立つよ。経験者からすると、著者もよく調べてるなというのがわかります。2016/11/09
kana
8
作者がサイエンスライターなので、てっきり遺伝子学のことが書いてあるのかと思って読んだら、育児入門書でした。科学的な要素はほとんどないですが、自身の体験をふまえ書いてあり、楽しく興味深く読めました。2012/08/03
ツキノ
7
今月のMust本⑥(⑤はamazonにデータなしのため記録できず。)サイエンス作家という作者(これまで著書を読んだことがありますがてっきり女性かと…)による、妻の妊娠、出産&育児観察記録。科学的なデータもあるので、男性が読みやすいかも。あとがきにすべてが集約されている。2012/10/18
ミヤトリ
7
副題が「育児のサイエンス」ですが、先輩パパからのアドバイス(ちょっと科学的な話題あり)、と言った感じの本です。妻・ママが置かれる苦境に関する記載もあり、新米パパのための“育児心構え入門書”として良いと思います。2012/08/27