ハーレクイン<br> 白い花の香る夜

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ハーレクイン
白い花の香る夜

  • ISBN:9784596900807

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内容説明

デボラはアルバイトをしてはお金を貯め、世界を旅している。今回はインドネシアの未開の地を求め、スロック島を訪れていた。バスの窓からまわりの景色に見とれていたとき、ふと、財布やパスポートを入れたバッグがないことに気づく。まあ、たいへん! 慌ててバスを飛び出した目の前で、1台の車が急ブレーキをかけて止まった。「危ないじゃないか!」運転していたのは、ギル・ハミルトンというイギリス人男性で、見るからにやり手のビジネスマンといった風貌だ。彼はさも迷惑そうにデボラの窮状を聞いていたが、突然何か思い立ったように、意外な話を持ちかけてきた。「仕事をあげてもいい。3カ月の契約で、僕の妻を演じてみないか?」■かわいらしいヒロインを描いて人気のベテラン作家、ジェシカ・ハート。先月刊行された『ティアラにさようなら』は、一国のプリンセスが身分を偽り、無愛想な一般男性に恋する切ないお話でした。灼熱のインドネシアが舞台の今作も、併せてお楽しみください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

8
ヒロインほど自由で大胆な行動は無理だとしても自分の中にも似通った感覚はあった。傘を持っているのにわざわざずぶぬれになって歩いてみたり、仕事が休みの日に目的もなしに環状線一周(実際には二周半)してみたり。どんな気持ちがするんだろうっていう好奇心がなせる業だった。年を経るごとに分別がつき、心配かける人に申し訳なくなり、情熱が足りなくなり。手間のかかる母に近いタイプのヒロインに惹かれてしまったヒーローの苦悩(笑)ヒロインは決して無責任ではないし、生き生きと生活しているのだから、きっとふたりの未来は明るい。2014/04/14

サティーシャ

0
漫画がよかったので、原作を読んだ。デボラはアルバイトでお金をため、旅をしている。インドネシアの島で 財布やパスポートを入れたバックをなくし、通りかかったイギリス人のビジネスマンに会い、デボラの窮状を聞き、「3か月契約で妻を演じてくれないか?」と・・・2015/03/22

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