内容説明
キリスト教の信者は世界に約22億人。そして、その教理や風習は、クリスマスやカレンダーなど、私たちの生活・文化とも無縁ではありません。これからは、キリスト教についてもグローバルスタンダードの知識の一つとして身につけておくべきでしょう。本書は初めてキリスト教に接する人のために、その内容を凝縮してあります。キリスト教信者ではない人にとって非日常の世界であるキリスト教の、超入門的な内容として理解しやすくまとめられた1冊です。
目次
第1章 キリスト教とは何か(キリスト教の始まり 何を信じている宗教なのか 聖書の抵抗のない読み方)
第2章 旧約聖書の世界(天地創造と楽園追放 ノアの箱舟とバベルの塔 アブラハムの旅―ソドムとゴモラ 神の鍛え―ヨセフの成功物語 神が与えたルール~十戒 土師の時代 ダビデ王とソロモン王 王国の分裂とバビロン捕囚 ユダヤ教の教義とメシア待望)
第3章 新約聖書の世界―THE WORLD OF THE NEW TESTAMENT(イエスの誕生 ヨハネの洗礼とイエスの宣教開始 十二使徒 山上の説教 最後の晩餐とゲツセマネの祈り イエスの十字架 パウロとキリスト教の成立 ヨハネの黙示録)
第4章 キリスト教の発展(キリスト教の国教化 教皇による支配 宗教改革)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
翡翠
8
読友さんが読んでいて気になった本。キリスト教に関する長年の疑問を実にわかりやすく解いてくれた。オールカラーで豊富な絵画紹介や図解も有難い。本に書かれてあるように入門のさらに入門の内容。こんないい本なのにあんまり読まれてないようで悲しい。2021/06/08
チサエ
6
KindleUnlimitedにて。聖書の内容の細かな流れから、教会が出来てからのカトリックや正教会やプロテスタントのそれぞれの誕生や違いについて等々、とても分かりやすく書かれている。キリスト教の入門書にもなるし、もういろいろ知っている人でも改めての学びになって良いのではと思うのでオススメ。2022/06/17
こけこ
1
キリスト教の成り立ちやユダヤ教、イスラム教などとの違いが簡潔にまとめられていて、すっごく分かりやすい。挿絵の宗教画も綺麗。2018/07/24
あい
1
建物の写真や絵画も多く載ってて楽しめた。旧約、新約がちゃんと物語として読めるし、派閥のことなども書いてあって、長年キリスト教には興味をもっていたけど曖昧だった知識がクリアになった。2012/07/25
あ
0
初めてキリスト教について勉強しようと思って読んだ本。 キリスト教についての知識が無さすぎて、理解が難しい部分もあったけどキリスト教ってこんな感じなんだということと、キリスト教がとにかく複雑なことが分かった。2023/03/16