角川文庫<br> 破婚の条件

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角川文庫
破婚の条件

  • 著者名:森村誠一【著者】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • KADOKAWA(2012/11発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041002940

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内容説明

昌枝は自分でも説明がつかなかった。相思相愛、理想の結婚を実現した7年後、突然、夫の慎治が嫌いになってしまった。嫌悪を抑えきれず、夫を殺すべく完全犯罪を企てるが、決行当日、夫はすでに殺害されていた。事件に注目した棟居刑事は、巧妙に仕組まれた犯罪を追及する。自由、多額の保険金、新しい恋人を一手にした昌枝が陥った人生の深い罠とは。愛憎と欲望に翻弄される人間たちの悲哀を描ききった、棟居シリーズの白眉。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

hogayan

2
何年か前に読んだものを再読。読みやすくて、あっという間に読了。森村さんの他の本も読んでみようかしら。2013/11/16

けい

2
この作家さん、有名すぎて読んだことがなかったのですが、さすがという読ませ方。短文と長文の織り交ぜ方が絶妙で、心地いいリズムでした。 結婚7年目にして夫への愛情が急激に冷めた妻が、夫を殺そうと完全犯罪をもくろんだその日、誰かに夫が殺されてしまう。果たして夫を殺したのは誰なのか? 10年前に起きた殺人事件との関係は? 性生活を夫婦の税金と言い切ってしまうあたりに妻の恐ろしさを感じました。 …ただ、随所にでてくるジョークが古いのが気になる!! インディアン嘘つかないって…(笑)懐かしい!2012/06/04

プー太

1
森村誠一さんは学生時代に結構熱心に読んだので、旅のお供をキオスクで物色してて、つい手が出ました。派手さはないけど、淡々と捜査を積み重ねていく様子が描かれていて、ここの所ドロドロ系のミステリーばかり読んでたので、何か新鮮でした。ただ、皆さん書かれてるように言い回しやジョークが古臭い(笑)1999年刊行だそうですが、その時点でも結構古いんじゃ…でもそれが特に気になる訳ではなく、雰囲気にマッチしてて面白く読めました。2012/08/27

読書トーシロー

1
▼2002年ごろに連載されていたものだそうで、ミステリー(推理小説)です。▼平成の設定ですが、場景としては最近のものという印象は受けません。あと、古風な表現が多いですが別に嫌ではなく、いわゆるボキャブラリが多いということかもしれません。▼実社会ならそんなものかもしれませんが、人物の登場の仕方が順次的で、推理小説としての楽しみ度は高くないかもしれません。結末の落とし方も「?」でしたし。▼ところで、この手の本は読まない同居人が題を見て「なぜその本を選んだのか聞きたい」と・・・ま、刺激的な題だからそう思うよね。2012/08/26

Kazuaki Yamamoto

1
ひさびさに森村誠一読んだ。淡々とした無駄のない語り口の推理小説もよいね。2012/07/13

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