内容説明
〈外殻〉に孔が空き、水が大地を覆う。滅亡の兆しに、自分にできることはあるのか。迷うカルスは〈白天馬〉に導かれ聚楽に向かう!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wavie
1
やっぱり、地の文好みだなぁ。白天馬がいい味出してる。そんでもって、やはしニアホモくささがある。あと、天馬の描写が、十二国記の麒麟を彷彿させた。シーバが普通に好きだ。いい男キャラ多いです。2013/03/13
ぽて
1
【外殻に孔が空き、水没し始めた世界。死に瀕していたカルスは、真の天馬として羽化するが、傀儡として担ぐ人、過剰な期待を寄せる人々に翻弄される。姉ジェリンと再会し安堵も束の間、“白天馬”は世界を救う鍵と天馬の聚楽を教える】 読みづらいとまではいかないんだけど、登場人物が多いせいか誰がどの勢力なのか混乱する。そして、ちっとも心浮き立つ展開にならないせいか、読み終わった頃にエネルギーを使い果たして疲労困憊(笑) 壮大すぎて脳みそがついていけないのか。物語としては骨太なので、読破する気はあるんだけど、つ、疲れる。2012/11/05
み~くま
1
謎が謎を呼ぶ展開もまた、この物語の魅力の1つではあるけれど、モヤモヤした気持が払拭されるのはやっぱり気分が良いものですΣd(≧ω≦)長い紆余曲折の末に、あるべき場所へ収まったという感じでしょうか。でも、カルスの置かれている状況は更に深刻なものに・・・☆もしかして、鍵を握っているのはイ・ジェイだったりする?!読み終わったばかりだというのに、続きが気になって仕方ありません。早速、次の巻を買ってこなくちゃ(≧ω≦)2012/10/10
あすべる
1
物語も佳境にはいってきた感じがするが・・・なんというか、後半急ぎすぎてる感が否めなかった。次巻がいよいよ最終刊。争いは終幕に向かっているけれど、この先1冊も間を持たせるとなるとどんな風に話を紡いでいくのだろうか?楽しみだ。2012/06/04
chie
0
副題で「二人」って事はシーバと白天馬かと思ったのに表紙のイラストが白天馬とジェリンだったので、微妙に。ジェリン本人は守りたいって言っていても守られる側だと思うので。それでもこの巻でジェリンの正体が分かり「守り」ではなく「護り」なので、まぁそれもありかと。シーバはカルスと対等の友人ポジションに変化していくのかな?2016/12/29