出版社内容情報
本書は,難解な化学結合論を難しい物理や数学の知識がなくても理解できるように説明したものである。さらに,一歩踏み込んだ学習がしたい人向けの解説も盛り込んであるので,大学1,2年生に幅広く活用してもらえるだろう。
高校時代に化学を暗記してきた学生に,実は化学は非常に論理立った学問であることを認識してもらえるよう構成してある。例えば,本書を読めば,当然として受け入れてきた原子の構造,殻に収容でき得る電子の数も,なぜなのかがわかる。
本書を読むことにより,「なぜ?」と疑問を感じ,化学を,そして,物事を論理的に考える力を身につけてほしい。
第1章 電子の発見と原子模型
第2章 量子論のはじまり
第3章 量子力学の基礎
第4章 原子軌道と原子の電子構造
第5章 水素分子イオンの分子軌道
第6章 等核二原子分子の分子軌道
第7章 異核二原子分子の分子軌道
第8章 分子の形
第9章 配位結合と金属錯体
第10章 分子間相互作用
第11章 結晶構造
付表
目次
第1章 電子の発見と原子模型
第2章 量子論のはじまり
第3章 量子力学の基礎
第4章 原子軌道と原子の電子構造
第5章 水素分子イオンの分子軌道
第6章 等核二原子分子の分子軌道
第7章 異核二原子分子の分子軌道
第8章 分子の形
第9章 配位結合と金属錯体
第10章 分子間相互作用
第11章 結晶構造
著者等紹介
久保田真理[クボタマリ]
1997年慶應義塾大学大学院後期博士課程理工学研究科化学専攻修了、博士(理学)。現在、慶應義塾大学医学部専任講師。専門は物理化学、化学教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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