講談社文庫<br> 緋色の空

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講談社文庫
緋色の空

  • 著者名:池永陽【著】
  • 価格 ¥764(本体¥695)
  • 講談社(2014/01発売)
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  • ISBN:9784062772600

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内容説明

つけ火のせいで左腕に火傷を負い大工の夢を捨てた清吉は、自棄になって喧嘩を売った香具師(やし)の親分に叩きのめされ、そのまま香具師として生きることに。跡目相続をめぐる疑惑、対立する一家との抗争、親分の息子の失踪、幼馴染みのおとし、与助との強い絆。清吉は一度はあきらめかけた人生に再び全身で立ち向かう。(講談社文庫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

25
女心のヒダが旨く書かれている。好い男、好い女ってやっぱり顔かしら。気風のいいのも魅力だ。 自分の夢が壊れて自暴自棄になっても、それなりの男には救い手も現れる。それにしても女のエゴは怖いものだ。自分の人生を女に振り回されるんじゃないよと、老婆心ながら(-_-;)。2014/09/23

たぬ

16
☆3.5 清吉お前ェ… 初っ端から放火に巻き込まれてなんつーハードモード人生なんだと多少同情したものの直後から不自然なまでのモテモテぶり。コイツ肉食女子に好かれやすいタチなのか。しかし実際には厄介女ホイホイでしかなかった。シノギはよくないな、カタギが一番だよ。なんかハッピーエンドっぽいラストだったけど与助が報われなさすぎる。余談ながらお汁粉を食べたくなった。2025/03/02

たーくん

8
つけ火のせいで左腕に火傷を負い大工の夢を捨てた清吉は、自棄になって喧嘩を売った香具師(やし)の親分に叩きのめされ、そのまま香具師として生きることに。跡目相続をめぐる疑惑、対立する一家との抗争、親分の息子の失踪、幼馴染みのおとし、与助との強い絆。清吉は一度はあきらめかけた人生に再び全身で立ち向かう。2025/10/22

Shuhei Amaya

2
一本調子のストーリー。深みはない。テンポがよく、読みやすいのが救い。「コンビニララバイ」は良かったんだけどなぁ。2012/06/08

ひでのすけ

1
現代でもそうだが、恵まれない生い立ちで育って、世間並の安定や幸せを得るのは意外と難しいのかなぁと感じてしまう。せっかく、手先が器用で大工で一本立ちする見通しが立った矢先の不幸な出来事。そこからは、負のスパイラルに巻き込まれてしまう人生を歩んでいくような主人公、清吉。紆余曲折を経て一緒になったおとしと月並みの幸せを願いたい。本編は時代小説だが現代の人が書いているせいか、普通の小説のように読めてしまいます。2019/02/26

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