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内容説明
チョコ好きの人妻・サエコに片思い中のショコラティエ・爽太。テレビ出演のオファーもくるが、なぜか気分は浮かないまま。さらに、リクドーの勘違いから、薫子と関谷の関係は急展開…!?爽太が「正しい恋」に悩む一方、サエコにも事件が!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
201
今までイラつきながら読んできたけど、この5巻は初めて声出して笑った箇所がいくつかあった(笑)やっぱり六道さんやオリヴィエが面白い。だけどその分、話はどんどんシリアスな展開を見せている。ただ唯一、爽太の気持ちの切り替えにだけはホッとできた。どうせその安堵感などすぐに脆くも崩れるのだろうけどなぁ。都合の良い関係と恋は違うし、恋と愛も違う。爽太の場合、妄想や夢を見やすい性質からも恋に恋をしている自己愛の強いタイプのようで、そういう意味では意外に現実をみつめて愛情を注げるえれなのほうがお似合いに感じるのになぁ。2014/01/29
エンブレムT
177
前巻までの『総片想い均衡状態』が崩れていくのか!?ってな展開にドキドキしてページをめくりました。「誰に感情移入して読んでる?」って聞かれたら、輪の外側でヤキモキしてる「リクドーさんだねぇ」な私ではありますが(笑)・・・まず動いたのは、エレナ。その姿をキッカケに自らの恋を振り返り、サエコへの片想いにエンドマークを付ける決心をする爽太。そんな爽太をみつめる薫子さんの視線がまた意味深で・・・。なんだコレ。均衡が崩れるどころの騒ぎじゃなく、一気に倒れていくドミノ状態なのか?・・・や、倒れるとは限らないんだけどさw2014/01/23
ひかりびっと
89
コミックスについていた帯にはこんなことが書いてあった。「世界は片思いで回っている」そして、「甘いだけなら、恋なんて呼ばない。」正に「失恋ショコラティエ」という漫画に相応しいキャッチコピー。今巻のテーマは失恋。あるキャラクターの失恋をきっかけに爽太はある決断をする。その決断が果たして彼にとって、そして彼に関わる人たちにとってプラスになるかどうかはわからない。今はただ、過去を振り返らずに前を向こうと決意した一人の青年の奮闘を見守るだけだ。最後の最後であるフラグが成立しようとしているのでそこに僕は期待している。2012/05/24
まりもん
62
レンタル。遂にサエコさんの旦那さんはDVですか。爽太の方はえれなの失恋をきっかけに自分もきちんと失恋しようとするという展開になったので早く次巻が読みたい。2013/08/07
くりり
60
正しい恋に悩む切ない爽太、サエコさんも危ういし、薫子さんも、オリヴィエも、まつりも、みんな危うい…2013/12/10