内容説明
「人の恥をのぞくのは卑しい欲望と見られている。(中略)だが、人の恥をのぞくのは、人間の深層をのぞき、人間の謎を解きたいという欲望であるかもしれない」。十字軍スキャンダル、性の革命家サド、快楽王子ジョージ四世、乱交好きの王女、エロスのカルト集団、切り裂きジャック、マリリン・モンロー、ジョン・レノン暗殺、ダイアナ妃etc. 権力と欲望にまみれた真実の「裏世界史」。
目次
第1部 古代ギリシア―神々を笑って
第2部 ローマ―スキャンダルの饗宴
第3部 中世―キリスト教とスキャンダル
第4部 ルネサンス―個性的な人間たち
第5部 十八世紀―スキャンダルの時代
第6部 十九世紀―革命の嵐の後
第7部 二十世紀―スキャンダルの時代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
zeroset
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トリヴィアルな知識を、ずらずらと羅列したという体の本。小さな活字で600ページもあるので、読み応えだけはあるが……。2016/07/25
うたたね
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読みにくい・・・。2014/12/13
もん
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時代の変化がおもしろい2014/06/07
コホン
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この間読んだ「ホモセクシュアルの世界史」よりはわかりやすかった。で、この本を読んでまたもや「アメリカの裁判」への不信感が増す。そして、アメリカ、という国への不信感。真実がここまで曲げられちゃっていいのだろうか。日本の死刑制度うんぬんより、アメリカの裁判制度を見直すようにアムネスティは勧告すべきだ。2014/05/20
アブストラ
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ネロがローマに放火したという話は、事実ではない。この著者なら知ってそうなものだが…。太っちょ俳優アーバックルの新人女優殺人事件については、逆にこの本で初めて真相を知った。思いきや、冤罪だったとは。2014/03/14