内容説明
人の氣を吸う〈鬼仙〉の少女ナタ。彼女を護ると決意した馳郎は、莫大な資産と権力の後継者となった。だが義妹のリコに言われて出席した白鳳六家との顔合わせの場で、第四家・空の家の次代当主である北斗がいきなり攻撃を仕掛けてきた! 風を操る〈おに〉=異能者からリコを護るため、馳郎とナタがとる秘策とは? そして戦いの中で互いへの想いを意識し始めた2人の関係は……? さらにスケールアップ、興奮加速の第2巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
44
2巻目にしてまだ仕込みの段階ではあると思うが設定やキャラクターを説明するのではなくストーリーとして練って読ませる技術が高い。本題に入らないもどかしさはあれどバトル描写満載で十分面白く本格的に物語が動けばかなりのものになるのではないか。続巻に期待。2012/09/04
よっち
35
白翁を継いだことから、管財人にして義妹リコの提案で白鳳六家の顔合わせを行うことになり、その席をきっかけに六家のひとつ空家の次期当主北斗と揉め、リコをボティーガードすることになるお話。鬼仙と似た別の概念である<おに>そしてその実力者として北斗の腹違いの兄が登場しましたが、全員の総力戦で何とか乗り切った感じですかね~。それにしてもお互いそれと意識してないのに、あの二人の甘い雰囲気は一体何なんでしょうか(苦笑)まだまだ謎がありそうなリコですが、北斗の正体は正直意外。その辺今後どんな風に繋がるのか気になりますね。2014/06/01
コリ
28
ちょっとした触れ合いの度にお互い意識してドキマギしてる馳郎とナタが可愛いやら微笑ましいやら。P205の挿絵が色々反則だ(笑)そしてそれをリコに見られててあたふたする二人がまた面白い。朱蓮花の出番があまり無くて残念。次で出番あるのかな?それにしても蓮花嬢、随分丸くなった気が(苦笑)「……できたら、あまり死なないようにね」って、おいおいかわいいぞ(笑)北斗の正体は完全に予想外。そういや〇とは名言されて無かったからなぁ…。この子も出番増えると嬉しいな。次回も楽しみ。2012/05/01
水無月冬弥
25
#ラノベ 三田誠先生(@makoto_sanda)の作品。いやあ、今回も馳郎が漢前でカッコよすぎる。まさしく真の王。これで舞台は整ったし、さあどう広がっていくんだろう!2012/08/19
ダージリン
23
白翁を継ぐことになって、鬼仙だけでなく白鳳六家とも、いろいろありそうですね。 意外と戦略家な馳郎、そしてクローズアップされた妹のリコちゃん可愛い~。北斗はそのままで良かったのに(笑)。2012/05/21