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内容説明
「一目見て、それが何をしてくれるのかを理解できるようにしろ」―ジョブズの“視点”を解き明かす!デザインの力を活用して、時価総額世界一の企業に成長したアップル。プロダクトのみならず、インターフェース、パッケージ、店舗空間、広告・グラフィックデザイン、知的財産権戦略まで、アップルのデザインの真髄をまるごと解剖。さらに、“ジョブズ名義”の特許のうち、まだ世には出ていないデザインやアイデアを読み解き、ジョブズの夢見た「未来のアップルデザイン」を大予測。アップルがデザインで作り上げた世界に迫ります。
目次
第1章 ジョブズにとってデザインとは何か?
第2章 分解して分かるアップルデザインの真髄
第3章 触れてうっとり、インターフェースの秘密
第4章 アップルストアに挑んだ日本人デザイナー
第5章 アップルの広告・グラフィックデザイン
第6章 革命の始まりはiMacだった
第7章 アップルが争っても守りたいデザイン
第8章 ジョブズが夢見た未来のデザイン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミライ
33
アップルの元CEO故スティーブ・ジョブズ存命時代のアップルのデザインの歴史をまとめたデザイン本。アップルの製品がいかに作りにくいかパーツを解剖して検証されていたり、アップルVSサムスンのデザイン闘争にて、アップルがなんとしても守りたかった事など、様々な関係者のインタビューを 交えて詳細に語られる、その中でもジョブズのデザインへの病的なほどのこだわりは目を見張るものがある。全体的に写真が多用されていて非常に読みやすかった。2018/05/02
kei-zu
19
刊行は2012年なので、iPhoneは4までの掲載。私も愛用した真四角のiPod nanoが懐かしい(この赤が美しいこと!)。ジョブズやジョナサン・アイブ(デザイナー)の功績は、それぞれの評伝で読んだ内容ではあったが、本書の白眉は特許を取得した各種の図面の掲載。素人目に見ても、ワクワクします。2025/02/18
おおにし
11
アップルの設備投資予算は5,893億円(2012年)だそうだ。自社工場を持たないアップルは高価な切削加工機やレーザー加工機を大量に用意して製造委託先に貸し出している。その際にどのように使いこなせば品質を確保できるかをいうレシピも渡すそうだ。アップルのモノ作りに対する知識は生産現場で働く工場技術者より豊富だというサプライヤーの証言もある。アップル製品のユニークなデザインはこういうところで差別化を図っていたのかと納得。コスト優先で海外の安い委託先にほぼ丸投げの日本の電機メーカーとの違いを痛感しますね。2012/06/30
touhu@レポートに埋もれています
8
ひとりのApple大好き人間として、デザインもよし製品の性能もどんどん良くなっている。Appleはちょっと値段が張っても今最高の性能の製品を作っているそれもまた良いところ2014/07/01
ophiuchi
8
「今までにないものを創ろうとしているのだから、マーケティングをやる意味が無い」というジョブズの言葉がアップルの本質を表している。デザインについても「やりすぎない」というところに納得した。2012/07/30