出版社内容情報
透析治療中の人、腎移植直後の人、どちらにも共通して必要なのは、塩分を控え、たんぱく質の量を調整することです。加えて、透析治療中の人は、カリウムやリンの制限にも取り組むことになります。本書は、適切な量の食事のとり方や塩分を控えた具体的なメニューを紹介します。
菅野義彦[カンノヨシヒコ]
監修
内容説明
「透析治療中の食事のポイントは?」「腎移植後は何をどう食べたらいい?」「制限食でも満足できる料理を知りたい」「カリウムやリンを控えるコツは?」―この本は、こんな人におすすめです。
目次
1 透析・腎移植の基礎知識(腎不全になると、どうなるの?;血液透析(HD)ってどんなもの? ほか)
2 透析治療中・腎移植後の献立バリエーション(透析治療中の食事のポイント!;朝食 ほか)
3 リン・カリウムを控えた腎臓いたわりレシピ(リンを控えるポイント!;リン控えめの肉料理 ほか)
4 栄養バランスのよい献立組み合わせ例(透析治療中の食事 献立組み合わせ例;腎移植後の食事 献立組み合わせ例)
著者等紹介
菅野義彦[カンノヨシヒコ]
医学博士。東京医科大学病院腎臓内科主任教授、同院栄養管理科部長。日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本腎臓学会認定専門医・指導医。1991年慶應義塾大学医学部卒業、同大学院医学研究科卒業、米国留学後、埼玉社会保険病院腎センター、埼玉医科大学腎臓内科、慶應義塾大学医学部血液浄化・透析センターを経て、現職。高血圧、腎臓病、血液浄化療法を専門とする
榎本眞理[エノモトマリ]
管理栄養士。愛知学院大学心身科学部健康栄養学科臨床栄養学教授。元東京医科大学病院栄養管理科科長。1990年女子栄養大学大学院卒業後、癌研究会付属病院、北青山病院、杏雲堂病院、東京医科大学病院を経て、現職。患者の人格や価値観を尊重した実践しやすい栄養指導が好評。病院食が栄養指導の生きた教材となり、栄養管理、NSTの優れた治療媒体となるよう、一体化に取り組んでいる。日本病態栄養学会、日本静脈経腸栄養学会、ヨーロッパ臨床栄養代謝学会会員
検見〓聡美[ケンミザキサトミ]
料理研究家・管理栄養士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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