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内容説明
「“特養入所は平等”なんて大ウソ」「有料老人ホーム見学会の“ちらし寿司”に騙されるな」「デキる老人は“長期泊まって”選ぶ」等々……不幸にならない終の住み家の選び方のコツを、作家でかつ介護ヘルパーの資格を持ち介護施設で働いた経験もある著者が指南する。施設側のタテマエとホンネの見分け方、見学ツアーの楽しみ方&利用法、一週間の体験入居と見学「裏コース」のすすめ等、施設の裏表を知り尽くす著者ならでは1冊。
目次
プロローグ 「よい老人ホーム」なんて、存在しない?<br/>第1章 特養“入所合格”への傾向と対策<br/>第2章 ああ、有料老人ホームめぐりのバスは行くよ<br/>第3章 介護迷路で使える“ナビ・システム”はあるのか<br/>第4章 有料老人ホーム選びには、「お見合い」を応用せよ!<br/>第5章 1週間の体験入居が、命運を決める<br/>エピローグ 「終の住み家」は2度分けできないのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金平糖
18
母のホームを探し始めたので読んでみて暗澹たる思いに。高額な一時金を支払い入居しても身売りや倒産が心配。大手が母体でも潰れる時代。複雑な料金システム。働いている人の質とは言うが離職度が高い職場、信頼して入居したとしてもその職員がお辞めになるかもしれない。施設長の人柄に惚れ込んでも会社員であれば代わることもあろう。特養に誰もが安心して入れる時代が来れば良いのに。2025年問題が恐ろしいし自分の老後も心配に。母をどうしたら大往生させてあげられるか?本書に答えは見つからず余計に混乱してしまい読んで後悔。2017/02/05
脳疣沼
3
老人ホーム選びの勉強のために本書を読んだ老人は頭を抱えてしまうこと確実である。こんなものを読んだら老人ホームに入るのが怖くなってしまうではないか。もちろん、それは著者が悪いわけではないのだが、なかなか厳しい現実が突きつけられる。2017/04/20
sayzk
3
特養以外の各種ホームの違い、「介護付き」の意味が一般の人にはやや解りにくかったのでは?。もう少しわかるように書いた方が良かったと思う。ついでに「サービス付き」のホームの意味、長所・短所も。人間、生まれて、働いて、折角貯めたカネを最後に有料ホームに全部取られて死んでいくのも決断のいる話。そのホームが複雑怪奇、魑魅魍魎の館ではあるまいかとは疑心暗鬼になる本。しかし、著者の前作「介護現場~」同様、介護業界の実情をうまく文章化してあり、今後も期待。ついでに介護業界を舞台にした推理小説も書いて欲しい。 2013/06/26
ゆきぱんだ
2
結局は自分の目で見なきゃわからない。何を信用したらいいんだろう。2014/05/01
かおり
2
仕事がらなんとなく違う視点から見てみたくて読んでみました☆肌で感じる直感を大切にするのがいいみたいです☆2012/10/01