三等星のスピカ（１）

著者名：イシノアヤ【著】

講談社（2014/10発売）

• ISBN：9784063766233

内容説明

野球少年、気になるマネージャー、カメラ少女、ひねくれ男子、優しいおばあちゃん、それと犬！　ほのかな恋心をまとって織りなされる青春群像。――のっぽの天然キャッチャー拓巳（たくみ）×チビの頭脳派ピッチャー哲朗（てつろう）。どこまでも正反対の2人だが、何故かお互いが気になって……。海沿いの小さな町を舞台にお菓子系野球少年・拓巳くんが紡ぐ、愛しき青春群像物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[またたび]

ストーリーを楽しむというより淡々とした日常を楽しむという感じで、可愛いようなどこか懐かしいようなホワッとサラッとした絵がイシノさん独特でいい。野球部の話なのか〜と読んでいて気がついたのだが、写真部のあかねや初っ端のワンコとの出会いなど野球以外の楽しみもあるし、あまり熱くないけど青臭さはあるという感じが楽しい。

2014/10/26

[ソラ]

野球部の人たちのその周囲を描いた作品。どこか派手なところがあるとか、印象的な場面があるとかそういうことではないけれども、不思議に読みたくなる作品。

2013/02/11

[ムック]

ジャンルが違っても独特な空気感はやっぱりイシノさんだ、すごく面白かった！そして何かと腐的な妄想をしてしまう自分が残念で仕方ない。武藤マネ、男前過ぎですよ～岡本くん、怒られてばかりだけどめげずに頑張れ！

2012/06/22

[ぐっち]

野球少年たちとマネージャーとカメラ少女と…短めのページで日常の話を積み重ねることで物語が進んでいきます。夏の空の感じと、スポーツものなのに動きよりその瞬間を切り取った感じが印象的な作風で「初少女マンガ？」（別に少女マンガ風でもない）に？と思っていたのですが、ＢＬ作家さんなのですね。

2012/05/13

[ソラ]

表紙とタイトルに魅かれて購入。あっさりした雰囲気でとても好印象。イシノアヤさんの別の作品も読みたくなった。

2012/06/09