内容説明
「さあ、いつか想い出になる物語を激写しましょう！」 学校帰りのゲームセンター。真尋は成りゆきでニャル子とプリントシールを撮影する羽目に。「真尋さん、携帯電話は？」 「ん？あるけど」 「――隙ありゃあっ！」 ニャル子は電光石火で携帯電話を奪うと、二人で写ったシールをそこへ貼り付けた。真尋は慌てて剥がそうとするも、シールは剥がれない！ ――あいかわらずのメチャクチャな邪神達との日々。色々思うことはあるものの、それを日常として受け入れ始めている真尋であった。だがしかし、それが突如消え失せる事態になって……！？ 宇宙邪神混沌コメディ第９巻！ ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
王蠱
47
まさかニャル子読んでいてこんなほんわかした気持ち満載でラストまでいけるとは思ってなかった。真尋さんの優しさとか人となりがシリーズ中一番感じられた。普段バカな騒動にばっかまきこまれてるからしょうがなくクールアグッレッシブなだけで、素の真尋さんは仲間思いだし人格者だしでこりゃ惚れるわ。ニャルアニ含めメディアミックス全てを統括し話を作る万太先生の力量恐るべし。一番ツボったネタはベルさんとか生徒会とのラジオネタ使ったあれとか。イラストもおしなべて良かったがマイベストはP173の真剣真尋さん2012/04/15
トミーリョ
27
真尋が主人公らしく大活躍な巻。マヒロ・Ｙさんと呼びたいくらいに。もっともヨグ・ソトスのバックアップがあったところで即、真尋ＴＵＥＥＥＥ！展開にならないのがニャル子らしい。ニャル子曰く、本物のヨグさんは堅物って話だけど、ゲームブックネタとか仕込んでるあたり、他の邪神同様、しょーもない性格に違いない。イス香とのコンビがかなりいい感じだったのもあって、シリーズの中でも特に面白かった。2013/05/18
Yobata
24
クー子の密室殺人事件なんてアホな芝居をしながらいつものメチャクチャな日々を過ごす真尋。放課後のゲーセンでもそれぞれがハシャギまくり。それを受け入れつつある真尋であったが、突然ニャル子達が消え失せる事態に…。その危機を助けに来たのは人形の姿になったアホのイス香だった。その原因を解決するため真尋はイス香とタイムスリップすることに。真尋はニャル子達のいる日常に帰ることができるのか？今回はタイムスリップもの。真尋、切羽詰まってたねｗなかなかデレ始めている真尋、ニャル子の初恋相手発覚で陥落してしまうのかｗ？2012/07/03
KEI
17
購入。まぁ、相変わらず。いわゆる「謎の安定感」と言いつつも、絶賛アニメ(Flashに非ず)放送中だからな。面白い。今回は真尋さんがいなくなったニャル子を助けるために頑張るお話。順調にデレてますな。今回のヒットは「雛のように遠回りだ」の記述。古典部シリーズはチェック済みか。2012/04/22
仔羊
17
クトゥルー版「ニャル子さんの消失」。ＳＡＮ値下がりまくりだが内容は謎の安定感。または永遠のマンネリ？ともかく真尋さんの異常体質になにも気がつかずに9巻までこれたのが凄いと思う。今の邪神三人の邪神格が真尋さんによって一部作られていたから因果応報なわけですね（笑）。まさか某生徒会でのラジオネタとコラボするとは…2012/04/15
