日本人には何が欠けているのか - タダより高いものはない

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日本人には何が欠けているのか - タダより高いものはない

  • 著者名:山本七平
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • さくら舎(2012/04発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784906732074
  • NDC分類:304

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内容説明

この日本のどうしようもない閉塞感の根本はどこにある!?
いまこそすべての日本人に読んでほしい一冊。

「日本に必要なのは民間の休養、社会の養生」
「老化企業倒産“促進”法を!」
「タダより高いものはない」
「教育とは“切り捨て”なり」

など、好評エッセイから32編を厳選、初の単行本化!!

知の巨人・山本七平が遺した言葉の中に、日本再生のヒントが見える。

目次

第1章 「からくり」を見抜く目(間接税的収奪 「サルまね時代」のテロ ほか)
第2章 「誤り」の取り扱い方(人間は誤りをおかす 「御利益思想」を排す ほか)
第3章 拙速主義という病(「善処」しかねる問題 「ダビ人」の発想 ほか)
第4章 脱・未来オンチ(歴史に仮説を 食糧危機の克服法 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

17
NHKは受信料なので払う払わないを選択できますが、民放は「タダ」、ではなく、実際には広宣費が上乗せされた商品を買わされている、「タダ」より高いものはないということです。そういえば、2000円飲み放題を見て「何杯飲んだら元が取れるんだ?」って、レベルの低い大学教授がいましたが…。論文などの間違いに気づいて指摘すると、外国人は「ありがとう」なのに、日本人はキレる、その人を仲間外れにする、なんてことも…。人は間違える動物なので、間違いを指摘できるということは、間違いが起こらない社会を作っているとも言えます。2018/10/12

y-kun

1
「うーーん‥」という感想。 日本の国体、すなわち思想に通じる内容だか、斎藤孝さんのような史実に基づく一冊ではなく、対談形式の随筆、つれづれなるままに語られた話をまとめたものゆえに「散らかった昭和40年代のお話」としか理解しようがない。 2020/09/05

Taka

1
見たことない出版社だなと思いながら私には何が欠けているのどれどれ、と手に取った。イザヤベンダサンの人が。日本人とユダヤ人読みたいんだよな。1970年代に出された本だが、今も現状はあまち代わっていないようだ。ただここまで考えられる人ってそんなにいないから後50年経っても人間社会時代はそんなに変わらないんじゃないかしらとかあまり考えていない感想2019/10/24

新山下

1
1970年代半ばの週刊誌に連載された論説。戦前から戦後、昭和から平成、20世紀から21世紀、時代は変わっても日本人の欠点は変わらないと思える話。マスコミと知識人は内村鑑三の「批評する者は常に批評される者より劣る者だ」という言を自戒すべきではないか。この感想を書いた私も著者より劣ると自戒する。2014/12/18

ひでっち

0
社会が高度化すればするほど、消費者の目が厳しくなればなるほど、企業の金集めは巧妙になっていく。これからは見た目は無料のものが増えていくだろうと書かれている。そういえば無料の住宅情報誌とかアルバイト雑誌とかあるけど、あのコストは家賃に上乗せされたり、賃金を下げたりして補ってるんだろうなと思う。しかもこれ、40年前に書かれた記事っていうんだから凄いの一言。2013/04/25

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