ハーレクイン 愛することが怖くて 名ばかりの花嫁

著者名：リン・グレアム【著者名】/西江璃子【翻訳者名】

ハーレクイン（2012/04発売）

• ISBN：9784596127211

内容説明

情熱にかられるまま結婚をしたものの、タリーは子供を死産し、夫サンダーとは離婚を前提に別居している。子供を亡くしたときの彼の冷たい態度がどうしても忘れられず、いつか二人の心は離れてしまったのだ。今は自分のデザイン事務所も立ち上げ、充実した毎日だ。けれど、過去のことはきちんと清算しなければ。家を引き払う前に私物を整理しようとタリーはフランスに向かうが、そこに突然現れたサンダーの姿に驚いた。惨めだった日々が甦るから、二度と顔を合わせたくなかったのに。だが夫の目を見た瞬間、まだ残る情熱をタリーは確信した。■〈名ばかりの花嫁〉の完結編です。形だけの結婚をしながらも、いつしか愛し合っていた二人。しかし周囲の状況はそれを許さず……。この絆が本物になることはあるのでしょうか？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[やまと]

２部作の後編ええええって結末こんなラスト納得いかん。前作で終わりにしてほしかった。。。

2015/07/01

[MOMO]

いきなり別居状態で始まります。いったい何があったんだ？と思ったら、最近やたらと多い妊娠→結婚→悲しい結末→遁走・別離のパターンでした。もう、辟易するぐらい最近多いのに、リンの二部作までこのパターンって…で、またしてもしゃしゃり出てくる父ちゃんのせいで物事はいっそうややこしくなるは、とんでもない爆発物が中盤で登場するしで…まぁ、最後はみんな和解してめでたしめでたしってぇな感じで終わったけど、どうなんでしょ？　ああいう展開はあんまり好きじぁないわ…

2012/06/02

[ひまわり]

二部作後編。夫婦再生モノです。前の二部作のヒーローと今回のヒーローは友人設定。

2012/03/24

[ちゃろ]

⭐⭐⭐子供を死産で失い、妻が出て行ったケースの夫婦再生ものだけど、意外な展開にびっくり。冒頭でヒーローがまだヒロインを忘れられず、思いを熱烈に告白するセリフにちょっと感動。それだけにその後のヒーローに降りかかった出来事でヒーローの困惑、後悔がひしひしと伝わってきた。でも、二人の間に起こったことに二人とも悩みながら、真摯に向き合う姿が感動的。

2013/10/04

[みータン]

前作「拒めない情熱」から引き続いて、結婚し別居したふたりの夫婦再生物。夫婦としてやり直せそうな兆しが見えた時、二人を衝撃の事実が襲う。型破りすぎるその投下に私は引いたよ…；；これは私には受付不可な展開だよーｶﾞｸｯ。でもさすがリン・グレ、最後まで怒涛の勢いで読了できましたが^^；　★２

2012/05/03