内容説明
彗星の直撃により内乱状態に陥ったアメリカは、1927年に「アメリカ合衆国」と「南部テキサス連合」に分裂!1944年、アメリカ合衆国大統領ウィルキーは、テキサスと同盟関係にある日本を叩くべくハワイ王国駐留大日本帝国艦隊に対する奇襲攻撃を決断!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
杞人
5
最初は邪推かと思ったが、本書はどう読んでも三木原版「パシフィック・ストーム」。これは故意犯だよね。反応兵器登場による大国同士の戦争の黄昏に、駆け込みで自国有利の状況を確定させようという開戦動機は面白い。そして、冒頭の「1908年、南部諸州は『南部テキサス連合』を名乗り、連邦政府に独立戦争を挑んできた」としか読めない文章に吹くw2012/04/11
Meistersinger
4
米国の国力が低下した原因の設定は凄いなw 三木谷作品でよくある「凄い高級将校」が物語を動かすわけで、本当はもっと長い方がキャラクターの個性も出るけれども、一巻ものなんでアッサリしている。米国の開戦理由は、最近のイスラエルがイランに抱く"zone of immunity"への焦りで、予防戦争は高くつく典型例になっている。真珠湾での帝国海軍の被害は、特に人材の面で容認できないレベルではないかという気も。レシプロ・ジェット併設の戦闘機は外見が少しマヌケ。上田信のイラストは垢抜けないが、そこが個性。2012/04/02
ふくべい
2
三木原ワールド炸裂です。佐藤大輔がドスランプに陥って以来、歴史改変架空戦記で満足の行く世界観を描けるのは彼だけです。ただ、通算4シリーズであるにも関わらず、早くもデジャ‐ビュを感じるあたりが作者の限界か。…と言いつつ過去の作品を読み直しているところは私の記憶力の限界か。2012/05/26
YS-56
2
作戦名はきっとパシフィック・ストーム。世界の説明だけで終わっちゃったような気もしますが、真珠湾攻防は熱い展開でした。2012/03/31
ねんこさん
1
佐藤大輔が鼻に付く自分にとって、佐藤節を色々な意味でパロディにしたような三木原節はわりと好きだったりするんだけどこの作品はなんというか、いつものルサンチマンと諧謔に満ちたドロドロした三木原感が足りないと感じた。源田さんの扱いが三木原作品らしくないのは驚きではある。2014/05/10
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