内容説明
毛利衛、山崎直子、油井亀美也、大西卓哉、金井宣茂、野口聡一、古川聡、星出彰彦、若田光一……日本人宇宙飛行士たちはいま、何を思い、これから何に挑もうとしているのか。さらに、彼らを支えるJAXAの内山崇(管制官)、山方健士(宇宙服開発)、相良久美子(宇宙飛行士サポート)ら、裏方の人々の仕事ぶりとその本音にも迫る。宇宙ファンのみならず、宇宙を「仕事」の場として目指す人、必携の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
19
ムック「We are 宇宙兄弟」に掲載されたインタビューをまとめた本。宇宙飛行士は勿論、地上管制官や宇宙服研究者が登場しています。宇宙服研究者・山方健士さんのインタビュー、宇宙服を軽くするには、日本伝統の「織る、編む」という技術が適している、着てすぐに船外に出られる宇宙服を目指す(現在は着用の12時間前には宇宙船内の減圧室に入り、準備が必要)等が興味深かったです。 2018/05/05
ヨクト
14
宇宙飛行士、そしてそれに携わる方々とのインタビューをまとめたもの。スーパーエリート集団というイメージだが、確かにその通りであろうが、近寄りがたい人ではなく、実に人間味あふれ、魅力的であることがインタビューの言葉からでも伝わってくる。何より皆さん前向きで、悲観的な言葉を口にしないのが印象的だった。何より熱い。また、ちょいちょい挿入されている宇宙兄弟のワンシーンがナイスチョイス。毛利さんの宇宙の黒の話が印象的だった。「Think ahead」「Big picture」いい言葉だ。2013/06/14
ただの晴れ女
10
タイトルそのまんま、宇宙飛行士12人へのインタビュー。精神論に近い物があったりあっさり読めるので、ガチガチの宇宙を期待しないほうがいいかも?普通に楽しかったけど。毛利衛さんの「宇宙に出ると地球を相対的に見られるようになる」ってコメントが素敵だった。人類が当たり前のように宇宙に行けたらきっと、宇宙にいかない人たちも同じ場所でも違う物の見方ができそう。2016/03/18
makimakimasa
10
さくっと読めて楽しい。内容は『宇宙兄弟』と直接の関係は無い。登場する飛行士達へのインタビューでもその話題には触れられてない。ただ、各章1ページだけ漫画本編からの挿入があるが、いかに『宇宙兄弟』の描写する世界観が実際の飛行士達の経験をリアルに再現しているかが分かる。立花隆『宇宙からの帰還』の様に、宇宙での劇的な心境変化というものは今の時代そんなに無いみたい。毛利さんは多少感じるところがあった様だが。大事な言葉は“Think ahead”と“ Big picture”。若田さんは『ウルトラセブン』好き。2016/02/11
Humbaba
9
宇宙飛行士も,特別な存在ではなくなりつつある.宇宙飛行士だからといって,他を圧倒するようなオーラを放っているかといえば,そうばかりではない.ただし,選ばれた人たちが人間的に素晴らしい,魅力ある人であることは確かである.2012/10/31
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