内容説明
なぜ、君はそんなことでビクビクするのか?
たった一晩で天文学的な金銭が動く壮絶な代打ち(賭け)麻雀の世界。
そこで、20年間無敗の記録を残した著者が、何が起きても“恐れずにいられる心”のつくり方を伝授する一冊。
リストラ、収入格差、情報過多……。
不安材料が山積みの現代では、ちょっとのことでも大きく動揺し、すぐに「恐怖感」を覚えてしまうのが、現代人の特徴のひとつ。
そういった様々な問題や、イヤな現実から“逃げてしまいがち”な現代人に、恐れずに最良の行動を取る秘訣を教えてくれるのが本書です。
人生のあらゆる局面において動揺しやすいあなたに贈る、実践的で心に響くアドバイスの数々。
本書を読めば、あなたは「逃げない生き方」ができるようになるでしょう。
※本作品は当文庫のための書き下ろしです。
目次
第1章 なぜ、君は「恐れてしまう」のか?(不安そうな編集者が現れた ぎっくり腰から見えてきたもの ほか)
第2章 何があっても「恐れない」ために(明日のことを考え過ぎない 昔の子どもに「不安」などあっただろうか ほか)
第3章 ダメでも別にいいじゃないか(身体に火がついて思ったこと ダメな自分も全部認めてしまえるか ほか)
第4章 「乱」の時代を生き抜け(今、日本はどんな状態にあるか 深夜、コンビニ前にたむろする小学生 ほか)
第5章 負けなければ、何も恐くない(羽生名人の忘れられないセリフ バカになれるか ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書らいおん
6
「明日のことを考えすぎない」この章を読んですぐ、カーネギーの名著「道は開ける」を思い出した。そこにも1日区切りで生きることの効用を書いてた。「人はどんな苦しいことにも今日1日なら耐えられる。」変に競争しないで、人生はうまくいかないものとどっしり構えていれば、恐れることは何もない。この本は現代人の悩みに対する、雀鬼流「道は開ける」と言っていいかもしれない。2012/06/21
とく たま
5
我田引水的な・・俺の場合は的な・・。とても運が良くて、頑強な遺伝子を持つと、恐れなく生きれるかもしれないなと思う。そこそこには面白く読めた。少しの間は、度胸が付くかも・・💦2024/03/29
K
5
雀鬼流の理論はすきじゃないけど。実際に会ってみたいレジェンドだわ。2016/05/15
袖崎いたる
4
恐れないためには、闘え、自分と。偉い人は大抵こう言ってることの、そのこうってのはやっぱり深くて暗い深淵なのよな。飛び越える勇姿を楽しみにしたいよな、自負がそうする人生を生きることで。2021/09/26
袖崎いたる
4
安住の地などない2019/09/06