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内容説明
ソーシャルネットワークを使った情報収集・発信、即断即決→事後承認、見えない恐怖を可視化する、先を見通してリスクの芽を摘む、昨日を基準に今日を生きない…。
大震災後、東京都を陣頭指揮するリーダーが、首都直下型地震対策として自ら実践しているノウハウを、ビジネスマン向けにアレンジして紹介。
大震災後、東京都を陣頭指揮する副知事の思考と行動20ヵ条。
目次
1 即断即決で立ち向かう(いざというときに優先すべきことは何か 指揮命令系統の一元化と大胆な権限委譲 刻々と変化する状況に対応する 立ち止まっている時間はない。奔りながら考える スピードこそ命。迅速な意思決定 杓子定規の対応では危機は乗り切れない 縦割りの組織は“昨日のルール”でできている 一度決断したらブレない)<br/>2 “想定外”をなくす思考と行動(普段の行動の延長線上に危機管理がある 日常使っているネットワークこそ役に立つ 「自助・共助・公助」の発想こそが重要 トレーニングは本番さながらにやってこそ意味がある 歴史をさかのぼり、危機をとらえ直す 緻密なシミュレーションで“想定外”をなくす)<br/>3 リスクをとって攻めに転じる(現状に安住せず、先を見越して危機の芽を摘む 利用者の視点に立って常識を働かせる 自前の発電所を持ってリスクヘッジする 身を削る覚悟がない電気料金値上げに異議あり 外国企業を呼び込んで東京に活力を取り戻す 「災後社会」に国民としてどう立ち向かうのか)