内容説明
原発はさまざまな差別の複合体であり、原発の問題は、現代社会の歪みを表した縮図である。反原発や脱原発の運動は、その社会の歪みを正していくことにつながる。東京新聞の「こちら特報部」のデスクが、福島原発の事故と報道のあり方、原発が推進される醜悪な事情などを鋭く論じます。
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目次
はじめに 原発のシステムは現代社会の歪みを集約している
第1章 「特報部」とは、どんな職場?
第2章 原発報道に関しての圧力はないのか!?
第3章 萎縮している世の中を反映するメディア
第4章 震災・原発事故から見えてくる日本社会
第5章 原発はわたしたちに「生き方」を問う
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます
22
原発事故をめぐる日本社会のあり方について、報道の問題点も交えながら東京新聞のデスクが語ったブックレット。原発というシステムが現代社会のゆがみを集約しているという問題意識には共感するものがあるし、どんなメディアにしても偏りはあり、それを読み解く側の力量が求められているといったところや、若い記者の保守化などといった個々の論点についても興味深く読めた。ただ、そうした論が、個人的な感想の域でとどまっているのは残念。ブックレットではやむをえないが、あと一歩踏み込んだものを読みたかったというのが正直なところではある。2012/10/17
ぱせり
11
事故後、各メディアの報道の不思議さの理由、各新聞のカラーが鮮明になったことなど、なるほどと思った。ことに第四章・五章は引きこまれた。「原発のシステムは現代社会のゆがみを集約している」のゆがみのなかに、自分自身がまるごとあてはまっていた。「長いもの」は身近にある。巻かれないような賢さ強さが必要。自立してしっかり暮らしていかなくては。2012/02/25
NAB就業教育研究所
3
【大学1,2年生】東京新聞特報部デスクによる原発報道の総括。推進派組織や企業からの圧力よりも、前線に出ている団塊ジュニア世代が長いものに巻かれろとばかりに問題意識が低いことが深刻な問題と、「情報の出し手」が抱える課題を赤裸々に示す。また、情報の「受け手」が持つべき意識を明確に説く。スマホやポータルで“情報漬け”のあなた。就活が始まる前に、情報への「あなたにとっての」正しい接し方を、考えてみませんか?2012/05/10
nutts
3
3.11以前から原発問題に明るい東京新聞特報部デスクによる原発報道の総括。推進派組織や企業からの圧力よりも、前線に出ている団塊ジュニア世代の保守化、あまりに問題意識が低く長いものに巻かれろとばかりの姿勢の方がよっぽど害が多いといった、情報の出し手が抱える課題を赤裸々に語り、受け手が持つべき意識を明確に説く。「原発事故は事件であり、責任の所在をはっきりさせない限り、反省無き悲劇が繰り返され、被害者である国民が加害者を血税で支えるという倒錯したしくみが続いてしまう」という主張には、一考の余地あり。2012/04/22
どっち
2
クレヨンハウスブックレット、お話しは東京新聞特報部のデスク。読んで思うに、メディアリテラシーが大事。新聞社は数多の情報から選択して発信しているだけ。我々はそれだけで判断せず、隠(さ)れた情報を他紙・書籍・見聞などで集めた周辺情報を元に自分の頭で判断するのみ。2012/07/03
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