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内容説明
60年代。歓楽街。熱に浮かれるダンスのリズム。“傷”を負った男は、その女を、追う。さあ、狂え。月下の者たちよ。
漫画家にイラストレーター、そして映画監督と、常にジャンルを越境しながらマッドでセクシーな作品を生み出しつづけ、多くのアーティストやクリエーターから熱い賞賛を集めるカネコアツシ。『BAMBi』『SOIL』に続いて漫画界の鬼っ子が放つは、不意打ちの新境地。錯乱する「愛」の物語、始まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Schunag
5
この書き手が本気出してフィルム・ノワールを!何という俺得。エルロイのエコーも響くなか、ホラーめいた不吉なヴィジョンがフィルム・ノワールの文法を侵す。きっちり背広を着た60年代の刑事たちは《野良犬》や《L.A. Noire》のような気配も漂わせて、でも一番近いのは――オブセッション/現実崩壊/執拗な擬音――デイヴィッド・ピースの『TOKYO YEAR ZERO』。これが好きな人には『TOKYO YEAR ZERO』を強くおすすめ。その逆も無論。『TYZ』がこういうふうな感じで映画になったら歓喜で悶死します。2012/02/24
kasukade
2
すごい!このサスペンスとSFの混ざった感じはマンガ界の今敏ですよ★2015/09/22
山田隆
2
刈り上げ七三分け頭をここまでカッコよく描ける漫画家はカネコアツシだけ。2012/03/13
Hajime Sasaki
2
デイヴィッド・リンチ監督の『ブルーベルベット』を観たときのように、不気味さを感じつつも、心臓をわしづかみにされてひきずり込まれる感覚。過剰で、異常なズレっていうのかなあ。ここまで悪夢的なマンガって初めてです。2012/03/01
yom
1
60年代日本の猥雑さとモダンな雰囲気が混じったカッコイイ雰囲気。物語はデヴィット・リンチぽくもあり、X-FILEぽい海外サスペンスドラマぽくもある。脳に残った金属片がジリジリ進んでいく怖さが、狂気を帯びていく感じ巧い。2022/06/23
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