内容説明
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東日本大震災で被災した子どもたちが見つめている「震災後」を、世界に向けて、写真と文章で伝えるプロジェクト「3/11キッズフォトジャーナル」。岩手、宮城、福島3県の小中学生33人によって結成され、既成のメディアとはまったく異なる内側の視点から、被災地の歩みを伝えています。そんな子どもたちが作った一冊が、本書『3/11キッズフォトジャーナル 岩手、宮城、福島の小中学生33人が撮影した「希望」』です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミナ
7
一人ひとりの思いがこもっていた。壮絶な経験は成長もはやく促すのかもしれない。10年後はどうなっているだろうと言っていた10年後はもうすぐ。彼らは今どうしていて、何を思っているのだろう。もう一度、写真を撮って文を書いてほしい。2018/11/16
Keiichi Sato
5
胸に突き刺さった文章の一部を引用させて頂きます。 「この震災で学んだ事と無くした物、手に入れた物は多すぎて、 子供の僕の手ではあふれ出るくらいです。大人の手でもあふれ出る かもしれません。それだけの事がこの震災で起きました。 (略)だからこれは人生を早めに勉強したんだと思います。 子供には早すぎる人生の。」2012/03/11
書の旅人
4
再読。以前参加していた活動でリーダー格の人から、新たな企画として何かないかとい言われたので、子どもにデジカメを持たせて、敷地内で好きなものを好きなように撮らせてはどうかと案を出したのですが、あっさり却下。理由は、「高級なものを持たせたくないから」だそう。ならば使い捨てカメラではと言おうとしたが、やめました。それ以外にも、この人とは考え方が合わないと感じていたからです。要はリーダーが気に入らない企画は、全て却下だから。大人がお膳立てした枠内で、大人が決めたルールに乗り、大人がしっかり、きっちり“監視”しての2022/05/01
ちいさな図書館
4
胸が詰まる写真たち。明るい笑顔の中にも、いろいろなものを抱えているのだろうな…と、想像してもしきれない気持ちに思いを馳せる。同世代の子どもたちに手渡したい本。大人目線の報道ではない、子どもたちから見た震災。子どもたちはどうやって受け止めるだろうか。2012/04/23
みき
4
何気なく本屋で手に取った1冊。3/11キッズフォトジャーナルという、被災地の小中学生33人が写真と文章で「震災後」を伝えるプロジェクト。 その中で、7割の児童が死亡・行方不明となった大川小の6年生の只野くんの撮った雲の写真がある。青空の真ん中にぽっかり白い雲。 「雲を見ると、みんなが乗っているような気がする。雲はよく撮ります」というキャプションに、雲の上で子供たちがこちらに手を振っている姿が思い浮かび、思わず涙。 でも、人に泣いてほしくて作った本ではないよね。子供たちの素直な「今」が伝わってくる。2012/03/01
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