内容説明
【SD名作セレクション(テキスト版)】さあ、ライトノベルな怪異を体験させてやろう――近所に現れるという髪切り女の噂を聞きつけ、「ライトノベルの神さま」栞はそう宣った。するとその直後、浩介は空腹で倒れた女の子に駆け寄ることになり、部屋に連れ帰ることになってしまう。案の定というべきか秋穂と名乗った彼女は狐耳を持ち、髪切り女の噂も噂で終わらない。そうして栞の宣言どおり物の怪ファンタジーは始まり――意外な事実の判明、地味だったキャラの活躍、サブヒロインとの同居etc、2巻目のお約束が続く中で、栞と浩介のラブ展開に変化はあるのか? 神さまと僕らの“約束”の物語。第9回SD小説新人賞佳作受賞作第2弾!※この商品にはイラストが収録されていません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中性色
10
コン!。お約束と設定を活かしたり、キャラを細かく使い分けたりとかはいいんだけど、設定の活かしやすい度合いや熱量と考えると、こういうのは何だけど小綺麗に纏まりすぎてる気がする。その割には話の主軸をどっちに置きたいのかちょっと分かりづらかったかな。新キャラとして推したいなら秋穂の挿絵ももっと多くしたりとかの方が2020/03/25
たくぞう
2
いわゆるお約束をネタに楽しむって点では、面白いと思う。伏線とわざわざ伝えておいて後でしっかり回収するってやり方も、驚きとは別の楽しさみないなものがあったし。こう言ってはものすごく失礼なのかもしれないけど、他のラノベの間に読むちょうどいい箸休め的な存在でした。2012/10/11
とんかち
1
頭をからっぽにして、「ライトノベル」「お約束」ということを考えすぎなければ、そこそこ楽しめると思います。2012/08/19
demoii
1
イラストレーターで買っているけれど、文章も可愛い感じでイラストの雰囲気と合ってて許せる。前巻より暗い感じがなくなって今回のが好み。でも狐さんほんとサブヒロインで終わってしまったな2012/08/16
hr_08
1
ライトノベルっぽい展開にこだわりすぎて、あんまりストーリーがなくバトル展開もいまいちだった。キャラ絵はいいんだけど、あざと過ぎるような…2012/04/09