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内容説明
グローバル人材が活躍できる組織をつくるために
何をしなければならないか?
「組織・人材のグローバル化」は、日本企業にとって避けて通れない重要な課題だが、さまざまな課題が複雑に関連して全体像が捉えがたく、具体的なアクションに結びつけることができないでいる企業は多い。
本書は、ブーズ・アンド・カンパニーが2010年7月に実施した調査結果(売上高1000億円以上の日本企業の課長以上1000名が回答)から日本企業のグローバル化がどこまで進んでいるか、あるいは進んでいないか、を分析する。そして、グローバル化のあるべき姿の描き方、グローバル人材が活躍できる組織をつくるための道筋など、そこへ到達するための具体的なアクションにつなげるための「7つの鍵」、すなわち(1)企業理念、(2)組織要件、(3)業務プロセスとインフラ、(4)人材要件、(5)人材マネジメントのプロセスとインフラ、(6)成長方針、(7)変革のリーダーシップ、について、プロジェクト事例の紹介も含めて解説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるびー
0
一言で言うと支離滅裂。折角ゼミの輪読本として用いたのに、章ごとの一貫性が欠けていて、具体的な国際展開の方策を提案していない分説得性に欠けていたなー
Kei Ito
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表題の通り、7つの観点から日本企業がグローバル化するためのポイントを整理した本。図表を多用し、かつ、随所に具体例(海外企業の例もあれば、日本企業の例もあり)を織り交ぜて説明されていて、非常に説得力のある内容だった。グローバル化と言っても、個別の企業に応じた対応が必要であり、統一した正解はないものの、一般の日本企業が最初に目指すのは、筆者が言う「外付け型」の組織構造という意見には賛成。また、確たる目標を定める必要はあるものの、漸進的なステップを踏んで人材登用を行っていくという点も同感。想像以上の良著でした。2013/05/07