内容説明
1700年代、英国の「アフタヌーンティ」の流行を発端にブームが始まった紅茶。さまざまな品種の茶葉が発見・開発され、やがて世界中に広がり、人々の生活の中に根付いた。現在、紅茶を飲む人口は世界中の4分の1にもなる。なぜ紅茶は世界中の人々に飲まれ愛されて続けてきたのか。紅茶研究の第一人者である著者が、紅茶界の変遷を語るとともに、最新情報をもとに紅茶の「未来」を考察する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロッキーのパパ
16
紅茶についての基礎知識がコンパクトにまとまっている。ただ、惜しむらくはうんちく本にとどまっている。紅茶の魅力を伝えようとしているんだけど、紅茶を飲まない人を引き付けるところまで行っていない気がする。ただ、「ワインはセレクションで決まり、紅茶はメイクで決まる」という言葉は印象的だった。紅茶はストレートが好きでそれ自体の味を楽しむことが多いけど、料理やお菓子とのマリアージュも考えてみようかな。2012/04/10
澤水月
14
イギリスでは料理が苦手だから簡単な茶菓に合う紅茶が発達した説に噴く。紅茶マニアがあちこち話飛ばしつつ書いたようなサラリ感(他に深い著書があるようだ)、カテキンやカフェイン効用説くほど珈琲、日本茶とも重なるよなぁと…でも読んで紅茶を多く飲むようになりました。12年刊本書で夢とされるコーヒーメーカーのように施設に設置できる茶葉からのティーメーカーはいまだにないなぁ2019/03/06
月世界旅行したい
12
わりと現代の話もある、歴史だけではない内容。2015/09/21
Humbaba
12
紅茶は,産地によって味が大きく違う.どれが良いかというのは好みによっても異なるため,一概にこれを薦めることはできない.その違いを味わい,自分はおdのようなものが好みであるのかを認識することは,これからのお茶をより一層楽しむために役立つであろう.2012/02/11
m
4
身近だが実はよく知らない紅茶の奥深い話。陸路から伝わった茶はCHA、海路から運び込まれたものはTEAと伝播経路によって名前が異なるのが面白い。茶葉の種類や飲む温度によって合う料理が違ったり、ミルクティーでもミルクを先に入れるか後に入れるかで風味が変わるとか。最近暑くて麦茶ばかり飲んでいたが、これを機に紅茶を深めようかな。2020/09/02
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