- ホーム
- > 電子書籍
- > 趣味・生活(健康/ダイエット)
内容説明
女性のガンの中で患者数がもっとも多い「乳ガン」。“食”のスペシャリストで管理栄養士の幕内秀夫氏いわく、「乳ガンほど食事の影響が大きい病気はない」という。食の欧米化が進んだ結果、スパゲティやサンドウィッチなどの“カタカナ食”やパン食が増え、乳ガン患者の8割以上が朝ごはんにパンを食べているというのだ。本書は、これまで取り沙汰されなかった乳ガンと食事の関係について焦点を当てています。
目次
序章 「16人にひとり」は乳がんになる時代(「わたしはだいじょうぶ」と思っていませんか?;乳がん患者は「圧倒的に欧米に多い」 ほか)
第1章 乳がんになる最大の原因は「食生活」にある(乳がん検診は「発見」であって「予防」ではない!;「余命1ケ月の花嫁」キャンペーンは、乳がんの死亡率を減らせるのか? ほか)
第2章 乳がん患者の食生活に共通する「5つの特徴」(朝に「パン」をよく食べる;「ごはん」は1日、茶碗1杯程度 ほか)
第3章 「乳がんに負けないからだ」をつくるための食事(病院で行われる「あいまいな食事指導」;誰もが実践すべき「共通の原則」 ほか)
第4章 「食べる」ことに快楽を見いだす女性たち(女性たちは、「食」と「性」を「てんびん」にかけている;ホルモンバランスの乱れは、「ストレス」の影響が大きい ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
27
朝は絶対パンの私。でも私のパンは買ってきた添加物だらけのパンとは違って無農薬全粒粉+北海道産強力粉+バターの代わりにオリーヴオイル、、、朝食のパンにはハムエッグやらベーコンやら、ヨーグルトやらが付いて来る。これがいけないらしい。でも朝からご飯って私はやっぱり無理だからお昼と夜に玄米ご飯か雑穀米を入れた白米食べてます。20代に乳がん急増とか。気を付けなければ。日本食は本当に体にいいんですね!2019/02/24
Yuichiro Komiya
13
科学的裏付けがある話ではなく、何千人の乳がん患者を見てきた著者がその症例から思ったこと。タバコやアルコールをやっている人がほとんどいないというのは初耳だが、まあこれは女性にそもそもそういう人が少ないからかも。やはり糖分は危ないのかな。2017/02/11
菫子
8
私は病気をしたことがなく、乳がんでもないけど、この御本の内容に共感しました。なぜなら、この御本のように、乳製品などの洋食をやめて和食にしただけで、花粉症がぴったりと治ったから。最近は忘れていて、また食事がゆるんできたので、気をつけようと思います♡ kindleunlimited2023/11/05
Kumisuke92
7
乳がん家系だと急に判明したので読んでみた。乳がんは低年齢化しているという。そして一般的なガン患者と乳がん患者の食生活は違う。乳がん患者にはスモーカーや酒飲みは少なく、肉より野菜をとってる人も多い。だが患者に共通する特徴はパン食やパスタ、ピザなどオシャレ洋食が多いのだとか。なるほど、若い女性に増えてるのも当然だ。私自身は小麦系は既にめったに食べないのだが、セット全体としてのパン食の問題が指摘されており納得。私の大好きな乳製品と乳がんの相関の高さも指摘され、牛乳は本当にやめなきゃなあと思った次第。2016/09/03
あぽ
3
幕内さんらしい納得の内容。日本人は昔から消化しにくい穀類を食べて生活してきており、その消化に見合った体つきになっているのだ。(腸が長いので胴も長い、とか…)柳田國男によれば3食食べるようになったのも江戸時代の武士階級からだというし、米が腹一杯食べられるようになったのも戦後の話だ。であればたかだか約60数年の食生活の欧米化が何らかの変化をもたらさないはずはない。勉強になった。2012/04/06