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内容説明
「20人が入社して3年後に8割辞めたら、会社の損失は1億2000万円!」。若手社員の早期離職による採用コスト、育成コストのロスを削減するには、職場も変わらなくてはいけない。就職試験でのミスマッチを防ぎ、成長が実感できる「かまいかた」をすれば、若手の離職は防ぐことができる。優秀な若手社員を定着させて、モチベーションを高め、戦力化するための、実践的ノウハウをあまねく公開する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うたまる
3
採用・教育・評価・コミュニケーションの全編を通して、人事部の重要性が声高に語られている。それはその通りで同意するんだけれども、やっぱり著者の会社の営業プレゼンに映ってしまう。だから「いい大人がそんなにあれこれかまって欲しいか」「特性分析は検査実施時のコンディションが強く影響するのでは」「企業と従業員のズレこそ企業文化の多様性では」など疑問点も多い。おそらくこの辺りの回答も持ち合わせているのだろうけど、当然企業秘密で尻切れトンボ。2013/11/16
ちび独
0
本書は2017年3月読了だが、2007年11月に書かれた本である。この手の旬のある本を10年も経って読むのは、かなり客観的に見られる。中には、ちょっと筆が滑ったかと思う箇所もなくもないが、それも冷静に読める。古い本ではあるが、言わんとするところは今でも大きくは変わっていないのではないか。筆者の懸命な提言にもかかわらず、世の中の会社の実態は変わらず、筆者の会社の仕事は益々繁盛というわけか。2017/03/31
ゆうしょく
0
2章のコンピテンシーBSは定量的に使えるツールとして興味があったが、自社で運用する際にどのレベルがどの位なのかを明確にしないと結局曖昧な基準になりそう。安易な運用をすると失敗しそうなのでこの部分は深堀をして調べる必要がある。3章の人をかまう技術は現状を良く映していると思う。総じて肝心な結論部分は所々、良い意味で曖昧になっており、筆者が代表を務める会社に仕事を依頼するか自分で調べるかしないと最終的な答え(≒知りたい事)は返ってこない。人事担当者並びに教育担当者の意識付けをするには良い本だと思います。2012/05/29
みっちー
0
☆2+ 求人における応募者は顧客である。顧客が何を求めているのか、マッチングさせられなければ内定を出しても定着はしない。 スタッフ部門には考えさせられる顧客志向。後輩に対する教育方法としても参考にしたい。 人事採用を扱った本は初読なので点が甘いかも。ただ、3年間で新卒者にかかる費用は約1500万円。辞めればそれだけ無駄な費用となることを人事には肝に銘じてほしい、離職者を減らせば人事が利益を向上させたことになるのだ、うまいマッチング(△年離職率低下)したら人事も表彰してあげればいいのに。2012/04/11
サチ
0
「就職」や「内定」を「志望校合格」辺りに置き換えてみると、教育現場にも言えることに早変わりでなかなか有意義。ただ「自社で実験して本当に検証されたものだけをクライアントに提案しよう」という企業精神のせいか、「人材定着率を上げる(=良い会社を作る)実践的ノウハウ」が全部「自社自慢」ないしは「自画自賛」に読めてしまったのが残念。2012/03/20
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