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内容説明
過去は清算され、成長したクリスは夢に向かって歩み出す。友情、恋、そして成長の物語、鍛え上げた翼を広げ感動のフィナーレへ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひかりびっと
12
完結。最後は駆け足で進んで行った印象が否めないが登場するキャラクターの大半がハッピーエンドを迎えられたのは幸い。後味の良い終わり方をすると長い物語に向き合ってきた読者はホッとするというもの。この漫画は抑圧された時代・環境の中で生きる少女たちが自らの手で運命を切り開いていく少女漫画の王道かつ作者の熱いメッセージが込められた作品だ。読んで良かった。2012/03/04
nirokuya
9
少々駆け足気味の感もあるけれど、怒濤と言う言葉がとてもしっくりくる完結編。クリスも他の月光荘メンバーもそれぞれに自立して自らの道を進んでいくのが感じられて清々しい読後感。最後には博士とコリンの関係も含めて、過去のあやふやだった部分も明らかになったし。最終巻は一話が数年置きの設定なので、服装の変化も見て楽しめる。おまけページのファッションポートレートはカラーでも見てみたいな。2012/01/16
しき
8
本誌で既読済みだったけど、まとめて改めて読むと、ほんとうまくまとめられていて、良い大団円だったなぁと思う。一人の少女が、自分を縛る苦難やいろいろなものから抜け出して、自分で自分だけの翼を手に入れて、彼女の帰るべき場所も見つけて、見事に大空に飛び立っていったんじゃないだろうかと思う。暗い時代にあっても、(もと先生がおっしゃってた通り)彼女たちはたくましく生きていくんだろうなぁ。そんなふうに思わされた最後でした。2012/01/16
ゆり
8
完結。このラスト一巻の中で、大きく広げられていたお話がすっきり終わっていて、構成の見事さにほっとため息。クリスが選んだのは…なるほど、彼でしたか。アニー、良かったー!(涙)切なさもあったけれど、切なさがそれほど痛くない展開で良かったです。クリスも主要キャラクターの皆も、しっかり地に足をつけて、激動の時代を格好良くしたたかに生き抜いてゆける大人に成長していって、読んでいてこちらも嬉しくなりました。最後まで、空を飛ぶ翼のイメージが鮮やかで力強くて、とても良かったです。2012/01/16
鮎屋ユンタ
6
第2部開始だわーい、とか喜んでたらもう最終巻とか...TT 女学校卒業後、夢に向かって恋に学業に仕事に邁進するクリスたち。まさかあのカップリングに落ち着くとはね、少々意外だった。でもまぁ(激動の時代の幕開けではあるけど)ハッピーエンドで良かった良かった♪ しかし当時のナースは結婚できないとか知らなかったなぁ。だから婦長をシスターと呼ぶのか...。2012/01/18